カトリック総本山の麓に暮らす日本人妻にとって、クリスマスほど頭を悩ませる時期はないという記事を先日記載した。


今年ももうすぐ”頭痛のタネ時期”に突入していく。
渋滞や路駐の酷さはいつもにも増し輪をかけて最悪な状態へ。そして街中の大混乱へと連鎖していく。
そう。全てはクリスマスプレゼントに翻弄されるが故に、、、そしてクリスマスメニューの準備の為にである。

我が家も大家族ゆえに、メニューを決めるだけでも毎年一苦労である。
昨年度の前菜を振り返ってみると、、、

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手前から、
烏賊を使ったクロスティーニ
生牡蠣
手長海老のお刺し身 ( crudo )
ちらし寿司
赤海老のお刺し身 ( crudo )
カンパチのお刺し身をプンタレッラと共に  
一番奥の白身は失念してしまった模様💦 

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ちなみに右手、カンパチの下に敷いてあるプンタレッラは、ローマ名物のほろ苦さがたまらないキク科の冬野菜である。チコリの一種であり、中は空洞だが水につけるとカール状となり、かつシャキシャキの食感となる。通常はニンニクやアンチョビなどと一緒にオリーブオイルと和え、サラダとして頂く。

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ちらし寿司は時に食べやすいように一口大に盛り付けてみたり、、、

我が家の場合、前菜はシャンパーニュ片手にブュッフェ形式で頂き、パスタからテーブルに着席して頂いている。

手長海老を使ったパスタの後には、グリルした白身魚、そして伝統料理ともいえるバカラ( 干しタラ )のフリット( 揚げ物 )を頂く。もれなくアーティチョークとカリフラワーのフリットもサイドに付いてくる。イタリアのフリットは生地にビールを混ぜ込んであり、もちもち感のある独特な味をつくり出す。
義理母の作るフリットはレストラン以上で、その為毎年彼女がフリット担当であった。昨年度は彼女の体調不良により、自称”料理上手”の義理兄が代行していたが、やはり義理母には敵わなかった。

今年もどうなることやらである。


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