わたしの母。
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もう70を超えているが、実は数年前に画家として認められたばかりである。
絵だけではなく、洋服のデザインを書くのも好きだったという母。
田舎に行き自分の夢を諦めざるを得なかった時期もあったらしいのだが、そんな母が真剣に筆を持ち始めたのは、実は晩年からだという。
出会いは病院に飾られていた一枚の絵。
ジャン=フランソワ・ミレーの落穂拾いだった。
闘病生活で絶望の淵にいた時、この絵と出逢ったことにより人生に ”一筋の光”が見出せた、、、
そんな風に語ったのは、画家の称号がついた時。
そんな経緯があっただなんて、と本当に驚かされた。
私にもささやかな夢がある。
20代の頃から漠然と思い描いていたものだ。
一時は ”どうせ無理だわ”と心の奥底に封印した。
それが爆発したのが昨年の秋だった。
facebookで知り合った方の何気ない一言に触発されてしまったのだ。
夢が叶うかどうかはわからない。
けれど夢に向かって前進し始めたら、もう叶うかどうかなどどうでも良くなってしまった。
多分、今の一生懸命な自分に満足しているから。
時に夫よりは
”家事や育児を放棄して!!”
と罵声を浴びることもある。
それでももう止められないまでの自分を寧ろ讃えたくなるぐらいの、そんなエネルギーなのである。
一生に一度、こんな時期があってもいい。
そう思っている。
人生は一度きりだし、今を逃したらもうチャンスはやって来ないと分かっているから。
運命の女神様に後ろ髪は存在しないのだから、、
( 昨年までの私の座右の銘だった )
こちらはモスカルディーニと呼ばれる飯蛸にそっくりなジャコウ蛸のラグー
ペコリーノとサルヴィアとの相性が抜群なのです。
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