世の中にはこんなにも珍しい税金がある。
珍しいとはいえ、すべて理に適っている。

ここでは触れていないが、ジャンクフード税というのもあり、肥満の多い国で実施されている。
2009年に肥満の子供がおよそ全体の30%を占めていた台湾から口火を切り、翌年にルーマニア、そして世界第2の肥満大国だったアメリカが2015年よりスタートしている。 
➡️ちなみに肥満大国第1位はメキシコだった

具体的には、砂糖を多く含む飲み物ケーキキャンディファーストフードアルコールなど、不健康みなされる食品に特別税をかけるというもの。

また面白いものでは、ハンガリーのポテトチップス税がある。
内容はジャンクフード税とほぼ同様である。


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( ネット上よりお借りしました。)

やはり隣国フランスは動きが速い!
2011年にもうソーダ税を導入している。


なぜこの様な税が導入さているのか?
どの国も子供の肥満を第1に挙げているが、その他として、、、
現在の死因の上位を占めるガン。
このガンに糖質の影響が大だからである。

ガン細胞は高糖質を好む。
➡️ガンのえさとなるのが砂糖なのである。

これは私が自身の身をもって経験している。
ガンの初期、とにかく甘い物が食べたくなったのだ。
私だけに限らず、周囲でガンを患った人たちのほとんどが口にする。
普段は甘い物が嫌いだった人までである。

これは体が欲しているのではなく、ガン細胞が要求しているため。

ここで甘い物を食べてしまうと、ガン細胞が大きくなるだけではなく、もっともっとと要求してくる。
正に負の連鎖の始まりである。

砂糖の弊害はガンだけに留まらない。
アメリカで行われた実験によると、

砂糖を減らすと反社会的行動も低下

するという。
反社会的行動=暴力などである。
 
そして最近よく言われているのが、

すぐにキレ易い子は、砂糖を取りすぎている。
そしてミネラルが不足しているとも。

この様な点を踏まえると、砂糖税等このような税導入は意義があるともいえる。

ちなみにイギリスでは2018年4月より砂糖税導入が決まっている。
幼児肥満対策の一環とのこと。

イタリアでは?
とふと頭をよぎったが、まず無理であろうと。
老若男女問わずこんなにも甘い物が好きな人たちである。
朝から甘〜いブリオッシュを食べ、夏にはジェラートを時にご飯代わりにまでし、そして1日に何度となくあの小さなエスプレッソの器を砂糖で一杯に満たしていく。カフェより砂糖の量が多く見えてしまうのは、私がカフェを飲まないからか、、、
そんな税を導入しようものなら、国民一丸となって暴動を起こすに違いない。

そうであるならば、次は日本の動向が気になる私である。
アメリカが添加物税でも始める頃に、日本も砂糖税を導入するのかしら?などと勝手に妄想を膨らませる私である。


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