指導死とは、教員の不適切な指導によって子どもが自殺してしまうもので、福井県の事例をきっかけに注目され、対策を求める声が高まっています(番組より)
絶対的な存在である教員が、子どもを死に追いやることは、決してあってはならないことです
ただ、番組を観ていて気になったことがあります…それは以下のコメントについて
「単に問題のある先生だけが引き起こしているものではありません。教育熱心な先生が秩序やルールを重んじるあまり、行き過ぎた指導を行って生徒を追い詰めてしまうケースもあって、どの学校でも起こり得る問題なんです」
防ぐのが難しい理由として、指導死に詳しい専門家の指摘を次のように紹介
「学校現場には、指導の方針や方法を先生一人一人に任せきる慣習があり、周囲から介入されにくいため、歯止めをかけられない面がある」
そして、対策として以下の3点を挙げています
①指導の方針や方法を校内でチェックし合う仕組み
②子どもの異変を早期に見つけてケアする仕組み
③先生の意識を変えること
現場にいる人間として感じるのは
校内チェックがさらなるプレッシャーとならないような対策が必要だということ
教員は常に評価されています
クラスに問題がある生徒はいないか?
クラスの成績は?
教育委員会、管理職、保護者、地域、生徒たちからのプレッシャーは、思っているよりも大きいです
さらに「◯◯先生のクラスはどうなっているんですか?」と、同志であるはずの同僚からの評価も加わることがあります
まじめな先生ほど、ちゃんとやらなくては…と「秩序やルールを重んじ」ざるを得ない現状は否めません
助けを求められる環境
相談しあえる環境
協力しあえる環境
これらを作ることも、同時に必要だと思います
今までの経験を生かして、何ができるか準備中リブログ&メッセージ、いただけると嬉しいです
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