● 精油の化学が苦手③◯◯には△△精油がいい、そのワケを成分作用から具体的に説明できない
「精油の化学を勉強するのにおすすめの本を教えて欲しい」という質問をいただくのですが、精油の化学が苦手といっても、苦手と感じさせるポイントはいくつかあります。
なので。
どの部分の知識を増やしたいかによって、なにを勉強したら良いかも、おすすめの本も違ってきます。
本当によく聞かれることなので、ちょっとまとめてみようかと。
まず、、、わたしって、精油の化学が苦手だな…と感じるのはどんなときですか?
①原子、分子、構造式、結合手、上級者になると異性体とか、テキストや本に書いてあることがよくわからない(説明できない)!
②どんな成分や分子があって、それぞれにどんな作用があるかわからない!
③◯◯には△△精油がいい、そのワケを成分作用から具体的に説明できない!
④◯◯作用はどんなトラブルのケアに使えるか浮かんでこない
⑤◯◯作用があるとどうして△△のケアに使えるのか説明できない
ざっと、こんな感じかな?
精油の化学が苦手、まずは
どこで躓いているのか、なにをもっと知りたいのかハッキリさせるのが最初の一歩。
そのうえで、
原子、分子、構造式、結合手、上級者になると異性体とか、テキストや本に書いてあることがよくわからない(説明できない)!場合のお話し
そして、
どんな成分や分子があって、それぞれにどんな作用があるかわからない!場合のおすすめ本はこちらでした
きょうはこれ。
③◯◯には△△精油がいい、そのワケを成分作用から具体的に説明できない!
大前提として、どんな精油成分があって、それぞれにどんな作用が期待できるかということがわからないと、◯◯には△精油がいいを具体的に説明するのは難しいです。
なので、まずは成分や作用を覚えましょうねってことになります。
で、成分や作用は覚えてるんだけど、どうしてその精油なの?をうまく説明できない方の場合。
◯◯作用って、具体的にどんなことをしてくれるの?
ここが曖昧なケースがあります。
単語として◯◯作用って言葉は頭に入ってるけど、その作用の意味(どんな影響があるのか)まで落とし込めていないってことですね
わたしがよく例にあげるのが、コーチゾン様作用です。
コーチゾン様作用ってどんな作用ですか?
コーチゾンと同じような働きをするということ。
ここまでは出てくる。
じゃあ、コーチゾンってどんなことをするの?
…(沈黙)
これが単語として作用名は知ってるけど、具体的に何をするかわからないという状態ですね
コーチゾンがどんなことをするものかわからなかったら、コーチゾン様作用がある精油が、どういうときに使えるかわかりませんよね^^;
ということで。
作用名はわかるけど、じゃあそれってどういうことをしてくれるの?が浮かばないなぁという場合は、作用の意味を具体的に理解するようにするといいですよ。
このときに参考にするのは、やはりアロマの書籍。
一番情報量が多いのは、やっぱりケモタイプ精油事典。
それ以外でとなると、、、。
わたしが持っている書籍のなかではこのあたり、でしょうか。
アロマテラピーの教科書―いちばん詳しくて、わかりやすい!
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あたらしい アロマテラピー事典
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前回ご紹介したものとかぶりますね。
一冊の本ですべての情報をというのは無理なので、何冊か手元において参考にするといいかもしれません。
風邪にティートゥリーを使うのはどうして?
生理痛や更年期でクラリーセージを使うのはどうして?
こういった質問にパパっと答えたい!
これは、どんな成分にどんな作用があるか覚えていないとできないこと。
と、前回書きました。
さらに、●●作用があるとどうしていいの?は。
●●作用が具体的にどんなことをしてくれるものなのかがわからないと答えられません。
作用の意味、ぜひ具体的に落とし込んでくださいね♪