白菜が旬の季節ですね。
白菜はドイツにも普通に売っているので手軽に買えて
お財布にとっても優しい野菜でもあります。
この季節になると、実家の母が漬けていた白菜のお漬物を思い出します。
私のあの頃の不確かな記憶を思い出しつつ、
白菜のお漬物に挑戦してみました。
作り方はとっても簡単。
まず、白菜を縦半分に切って、
その縦半分をまた縦半分に切ります。
縦に四分の1に切った白菜が4つ出来ます。
これを干します。
実家の母は2回のベランダに、ざるに置いて干していましたが
ドイツでは、天気も悪いし、夜には氷点下で凍ってしまう事もあるので
日本から春に買って来た干し野菜ネットに入れて
家の中で干しました。
我が家はどちらかというと乾燥している方なので
24時間ほどでいい感じになりました。
干した白菜の重さを計って、
重さの3~5パーセントの塩、
昆布を細かく切ったもの、唐辛子を細かく切ったものを
丈夫なビニール袋に入れて、ちょっと揉んで
重石をして待ちます。
数日後、白菜から水が出て来ます。
漬け始めて、4、5日経ったらそろそろいい頃合い加減でしょうか。
白菜1個と少量なので、ボールに入れて重石をして、キッチンの片隅に置いて
毎日チェックしていました。
ちなみに、重石は、こちらの日曜大工のお店に売っている
道路の敷石を新聞紙で巻いて、それを真空パックにして使っています。
結構重さがあるし、並べたり積み重ねやすい形で漬物石には持って来いです。
結構水が出ているの分かります?
取り出した白菜。
細かく切って、お醤油やお好みで鰹節とかゴマをかけて頂きます。
切りたての白菜のお漬物は塩辛くて、塩(5パーセント)が多すぎた~!!って
思ったのですが、日が経つにつれて塩辛さがマイルドになって
とても美味しい漬物になりました。
ご飯が進むのでちょっと困るのですが・・・・。
小振りな白菜を使ったのにも関わらず、
我が家で食べるのは私だけなので、なかなか減りませんので
毎日せっせと食べています(笑)。
市販のお漬物は添加物が入っている物が多いし、
ドイツで添加物の入っていないお漬物はまず手に入りませんが、
自分で作ると意外に簡単でしかも安上りです。
何よりも、安心して食べられるのは嬉しいですね。
去年までたくあんを漬けていましたが、
秋の始まりの季節、四十肩の痛みのピークで
たくあんを漬ける気力がありませんでした。
四十肩もちょっとずつ快方に向かっていまして、
白菜でも漬けてみるか!という気持ちが湧いてきました。
漬物作りは私の身体のバロメーターなのかも!!??
皆さまも気が向いたら手作り白菜のお漬物、トライしてみて下さいね。