さて、天鳳段位戦。
私の場合、一般卓で、初心者相手に
細々とポイントを稼いでいるわけだが
こんな感じで
上級卓でもないのに
不幸なカードを組まれることがままある。
当然のことながら
こんな感じで
南場の親を迎えて、一人沈み。
天鳳の昇段ルールは
実にうまくできていて
3人麻雀の場合
初段~3段までは
上級卓で戦うことができる。
一般卓では、トップ+45ptだが
上級卓で、トップを取れば+75pt
逆に、ラスを食うと
一般卓でも上級卓でも-75pt
要するに、高段者が一般卓で
初心者相手に稼ごうなどという
私のような、せこい輩には
不利になるような
しくみになっているのだ。
本来、上級卓にいるべき2人が
一般卓に降りてきている以上
この辺りのルールは
十分承知している。
つまり、この点棒状況
やるべきことは、全力親落しで
ラスを私に、押し付けることだ。
絶好のペンを引いてイーシャンテンだが
ごらんのとおり、ペンは
下家が2枚処理済。
実質リャンシャンテンである。
当然の切りだが
これを、上家がポン
全力親落しである。
上家の捨牌も見ても
わかるとおり
タンヤオの仕掛け。
したがって、下家は差し込みに
まわるだろう。
もう、絶体絶命。
あきらめかけた次の瞬間。
なんと、ラス牌のを引いて聴牌。
もう、一刻の猶予もないわけで
赤ドラのを切るしかないが
ここで、リーチで押さえつけて
果たして、2人の足が止まるだろうか?
抜きドラのが一枚あるが
赤ドラ切りのリーチでは
2人とも、ゼンツに
なってしまうのではないだろうか?
私は、リーチを躊躇した。
すると、同巡、上家が暗カン。
まるで、私の聴牌形を
見透かしたかのようで
なんだか、遊ばれているような感じだ。
そして、次巡、下家がリーチ
上家は、の対子落しで
まだ、ノーテンの様子だが
ノータイムで、ツモ切り。
上家は、ゼンツで
リーチに放銃してもいい構え。
結果論だが、聴牌取らずなら
リーチをかけて
ハネ満の手牌に変化していたわけだが
切り出されるは
下家の当たり牌ではないだろうか?
あきらめかけてを切ると
なんと、下家がをツモ切り。
実は、下家のリーチ。こんな感じで
暗カンされたを嫌った受けにしたのである。
もし、私がで、リーチと行けば
下家は、3連打のローリングとなるわけで
このが、場に放たれることは
なかっただろう。
ギリギリで、生き残ったわけだが・・・・