はい、どーも!井上です!

 

新型うつ病と思われる患者さんの対応にどの企業も悩まれている様です。

 

まぁ気持ちは分かります。でも、ここまでくると一種の社会現象のレベルですね。

 

”新型うつ病”って言葉が一人歩きして、社会的な認知が出てきましたね。

 

そもそも、新型うつ病って言葉は正式な病名ではないですが、それは置いときましょう。

 

分かりやすさ重視ってことで!

 

『あいつ、新型うつ病だろ』って言ったら、もはやそれが悪口ってレベルに浸透しています。

 

病気で、ここまで悪者扱いされる病気もないですよね・・・

 

 

 

今までの典型的なうつ病は、本人も「はやく職場復帰したい」と思っています。

 

その気持ちが早って、逆に主治医や産業医から止められることもあるくらいです。

 

職場の方でも「焦る必要はないよ。もっとゆっくりで大丈夫だよ。待ってます。」なんて具合じゃないですか。

 

そして、いざ復職された時は、周囲から「おかえり!無理しなように!」と温かい空気で迎えられるます。

 

 

それに比べて新型うつ病はどうですか?

 

本人は、「ちょっと今は、復職は無理ですね」と自分からは強く職場復帰を望まない。

 

なんなら逆に主治医からも「そろそろ勤務できますね」と言われる始末。

 

職場の方でも、「昼間から遊んでるなら、早く会社にこい」って思われる訳です。

 

いざ職場復帰したら、「どうせ、またイチャモンつけて、すぐ休むんやろ」って冷たい空気で迎えられる訳です。

 

 

全部、逆やん!!

 

こんなに逆なモノに、同じ”うつ病”って言葉が入っているからアカンねん!

 

だから誤解が生じるんです。

 

 

私は仕事柄、典型的なうつ病の患者さんともよくお話します。

 

「最近は、うつ病って言われると新型うつ病って思われて、会社で怠け者みたいに思われるのが辛いです。」なんて、訴えも増えてきています。

 

すごく分かる気がする・・・

 

全く別の疾患なのに、周りからは同じように見られて、居心地が悪くなってしまう。

 

うつ病の人はただでさえ自分を悪く捉えがちなので、余計に悪く考えてしまうんです。

 

メディアは分かりやすい名前を付けたと思っているかもしれませんが、その悪影響がめっちゃ出てますから!

 

じゃぁ、どんな病名がいいんだよ!!って言われそうですが…

 

急にそんなん言われても・・・

 

 

しょ…しょ…、職場性ストレス脆弱疾患なんてどうですかね…


ここは読まなかったことにして下さい…。

 

こーゆーのがパッと出てきたら、私ももっと昇進しているはずなんです!

 

グフっ!!

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

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