2017年11月16日
鹿児島を訪れるのは2003年以来、14年ぶり9回目になる。
両陛下、16日から鹿児島3島へ=「えらぶゆりの楚々とした姿、見てほしい」
時事通信2017年11月15日14時28分
天皇、皇后両陛下は16日から、鹿児島県の屋久、与論、沖永良部の3島を訪問される。最終日の18日に沖永良部島で視察が予定されている「えらぶゆり」は、島民らが誇る郷土の花だ。
「もしかしたら、あの時のことを覚えていてくださったのかも」。そう語るのは、毎年、皇居での勤労奉仕に参加している同島和泊町の元職員高橋奈緒子さん(39)=東京都青梅市=だ。奉仕の後には、毎回、両陛下からお声掛けがある。初めて参加した2003年、天皇陛下から「沖永良部からいらした方はどなたですか」と声を掛けてもらった時は、驚いて泣き崩れてしまい、次の年も「沖永良部はどうですか」と聞いてくれた陛下に、「梅雨入りしました」と答えるのが精いっぱいだった。
「本当はえらぶゆりをご紹介したかったんです。そのことを島に帰って、ユリ農家の方に話したら、皇后さまの70歳を祝って球根をお送りしようということになって」
しかし、そうした思いは、物品は受け取ることができないとの理由で宮内庁に断られた。代わりに、お祝いの寄せ書きとえらぶゆりの歴史について記した文書を送ったところ、無事届けられたとの連絡があったという。
「えらぶゆりは、楚々(そそ)とした花を咲かせるんです。ぜひ、両陛下に見ていただきたい」。高橋さんは声を弾ませた。同島では視察に合わせて開花するよう準備を進めているという。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
両陛下ご訪問、心待ち 鹿児島県沖永良部島、与論島
11/15(水) 14:32配信 南海日日新聞
天皇、皇后両陛下は16日に鹿児島県の沖永良部島、翌17日に与論島を訪問される。両島では空港や役場庁舎などに「奉迎」の横断幕が掲げられ、幹線道路沿いの清掃、花プランターの設置など、島を挙げた歓迎準備が進む。警備に当たる警察官も県内外から既に島に大勢入るなど、両陛下の初訪問に向け、地元での態勢が整いつつある。
沖永良部島では16〜18日の3日間に、多い道路で3往復計6回、両陛下の乗られる車両が通る。そのため特産のテッポウユリなどの花を植えたプランターを沿道などに数多く配置した。
13日、和泊町の沖永良部花き専門農協前で、プランターの設置作業をしていた同農協の大福勇指導監は「今はつぼみだが、両陛下が来島されるころには花が咲く予定。テッポウユリと、沖永良部のいいPRにもなるね」と額の汗を拭った。
和泊町国頭の農業、通村幸吉さん(65)は18日、国頭小の児童ら共に黒糖作りを両陛下に披露する。約5年前からボランティアで同小の児童に黒糖作りを教えてきた通村さんは「島の伝統の黒糖作りを観覧いただけるのは大変光栄。黒糖は奄美の歴史や人々の生活、文化と深いつながりがあることなども、知っていただけたら」と話した。
与論町では女性を中心に町内有志約50人が大島紬を着用し、両陛下をお迎えする。代表の龍野勝子さん(76)は「日に日に気持ちの高ぶりを感じる。大島紬でのお出迎えを両陛下に喜んでいただけたらうれしい」と語った。
警備に当たる警察官も今月初旬から続々と来島。鹿児島県警は警備体制を公表していないが、地元の行政関係者によると、沖永良部島は900〜1千人、与論島は約700人規模で警備に当たるとみられる。県警は「島内の宿泊施設に限りがあるため、町の公民館や体育館も利用させていただいている。期間中は島の皆さんの理解、協力をお願いしたい」としている。
奄美の南海日日新聞
のぶ〜のひとこと
天皇、皇后両陛下、ようこそ鹿児島へ、
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6974107
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック