妊娠しやすい波

週末は、マリブビーチに行ってきました。

マリブビーチは、LA Baby本社から約30分ほどの場所にあるビーチです。

海岸沿いを走るPCH（パシフィック・コースト・ハイウェイ）を北に行けばオシャレなスローライフが流れるマリブビーチにたどり着きます。

マリブはアメリカの元祖サーフシティーです。

サーフィンのメッカです。

アメリカ先住民チュマシュ族はマリブを「Humaliwo（大きく鳴り響く波）」と呼び、マリブの波に注目していました。

最初にマリブでサーフィンをしたのは、1927年のトム・ブレークさんです。

自分のペースでオシャレに波にのっている人たちを見ているだけでも心が和みます。

女性の生理周期も海の波によく例えられます。

生理には卵胞期、排卵期、黄体期、生理期があります。

毎日、基礎体温を測りますと、卵胞期は体温が低く、排卵期を境に黄体期では体温が高くなります。

そして、また生理期をはさみ、体温が低い卵胞期になります。

基礎体温をグラフに表すと波が出来ます。

綺麗な波が出来れば、妊娠しやすい時期を予測でき、形の悪い波が出来れば何らかの体調異常を予測することも出来ます。

例えば、体温が高い時期が短ければ、黄体ホルモンが正常に分泌していない可能性を予測します。

低温期が長く続けば、甲状腺や生殖器官に何らかの疾病がある可能性も考えます。

波には個性があります。

サーファーは、海の波を見て、海中の地形を予測し、綺麗な波を維持できるよう自然を大切にします。

私たちも、患者さまや卵子ドナーの状況を診て、体調を予測し、妊娠しやすい状況へと導きます。

マリブには独特のライフスタイルがあるように、人にもそれぞれのライフスタイルがあります。

私たちは、個々の状況を診て、個々のライフスタイルをサポートしています。