たまに行く、ミラノ中心地にある、隠れ家的カフェ
『自由』
って言葉から、あなたは何を連想しますか？
やりたくないことはやらず、好きなことをすること？
人間関係のしがらみから解放されること？
義務がなくなること？
いろいろあると思います。
自由って一言でいっても、
フリーダムという『自由』は、囚われや制限が一切ない状態
リバティーという『自由』は、囚われや制限から解放された状態
で、
フリーダムというのが一般的には耳にすることが多いと思いますが、
『囚われや制限が一切ない状態』
って、普通に人間生活していたら不可能ですよね？
わたし達は、日本国であれイタリア共和国であれ、
どこかの国や社会の一員として暮らしてるから
みんなが共有する一定のルールをリスペクトして暮らしてますね。
でないと、おのおのが好きにやっていたら、
メチャクチャになってしまいます。
だから、
わたし達が得られる自由というのは
『リバティー』
です。
『囚われや束縛から解放された自由』
あれ？囚われや束縛から解放されてるってことは、
フリーダムと一緒じゃない？
と思われたかもしれませんが、
先述したとおり、
わたし達は国や社会や常識、価値観などの制限の中で
暮らしていて、それらをリスペクトしないといけません。
なら、何がリバティーなのか？
ですが、それは
『囚われや制限を自ら選ぶ自由』
です。
まだちょっとややこしいかな？
わたし達は、囚われや制限から100%解放されて生きるというのは不可能
ですね？
まぁ、表面上もうこの世界に存在しないように見せかけて
一人で自給自足して誰とも関わらず、全部自分で賄って暮らせる方は
別でしょうが＾＾；
普通に生きていれば、
その国や社会のルール、人間関係のルール、価値観などに
一定の縛りは受けますよね？
で、
もしそんな状態でもリバティーな自由を手にしたい、と
思ったら
どんな囚われや制限を選ぶかは自由だから
自分がどんなルールに身を置いて生きるかを選べばいい
ということです。
説明できてるでしょうか？
たとえば、
仕事を選ぶとき、条件を見ますよね？
お給料
勤務時間
社会保障
福利厚生
などなど
これも、自ら条件を選ぶことで、制限を選んでることになります。
自分は人間関係が苦手だから、黙々と一人でできる仕事
事務で机の前に座ってるより接客の仕事
勤務時間に関係なく、どれだけできたかの歩合制
毎月同じくらいのお給料がほしいから、時給換算制
人間関係も選べますね。
時間に遅れる人とは付き合わない
趣味が似ている人と仲良くなる
会社の人間関係は会社どまりでプライベートは別
みんなある程度は無意識に選んでいますが、
それを意図としてもっと自分が氣持ちよく過ごせるよう
制限や束縛をカスタマイズしていく、
これがみんなに平等に与えられたリバティーである自由です。
これを意図的に自分仕様にデザインしている人は
毎日を氣持ちよく過ごせるけど
何となく流れに任せて、自分の意志で制限や束縛を選んでいない人は
あまり幸せを感じられず、文句も増えて、毎日がつらくなります。
そりゃそうです、自分で選ばず受身だから
『自分は不自由だ、制限が多すぎる、理不尽だ』
と思うことが多くなりますよね。
受身だから、何だか”押し付けられてる”と感じてしまうのです。
だから大切なのは、
『自ら選ぶこと』
自分はどんな制限を選び、どんなことに束縛されて生きるのか
意図的に、自分が心地いい、氣持ちいいと感じる制限をもうけることで
自らの意志でシアワセ度を上げていくことが
自分の人生を生きるキーですね＾＾
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