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今回は、現在の日米欧を中心とした自由民主制を作り上げる主要勢力であったフリーメーソン最上層部+ユダヤ系国際銀行権力が形成されていく過程を伝える動画の紹介とそれをまとめた図解の解説をする。
上記の動画では、日本人が苦手な宗教を中心とした秘密結社について詳しく解説している。
宗教も秘密結社も日本ではあまり身近でないために、まるで物語の中のお話のようだがこれは真実なのだ。
まず、現在の秘密結社である銀行権力の成立過程において、重要な流れが三つある。
一つはユダヤ系銀行家を中心とした金貸しの秘密結社の流れである。
これは、中世のイタリア北部から始まり、スペイン、オランダ、イギリスへとユダヤ系の銀行家が移動していく中で形成されてきた。
そして、17世紀にイギリスで現在の中央銀行の元祖となるイングランド銀行が創設された。
イングランド銀行は民間が所有する中央銀行であった。
株主は公開されていないが、おそらく、ユダヤ系を中心とした銀行家、商人たちであると言われている。
銀行家の密教とは、無からマネーを作り出す銀行の信用創造の仕組みと影響から目を逸らさせることである。
信用創造をコントロールすることができれば、経済変動は思いのままであるし、貨幣の発行権の独占は最大の利益をもたらすためだ。
そのために近代経済学の始祖と言われるアダムスミスなどが、信用創造について目を逸らさせるための経済学を作り上げた。
その銀行家の最高の権益である信用創造特権を19世紀に手に入れたのが、ロンドンシティーおよびイングランド銀行の支配権をえたといわれるロスチャイルド財閥であった。
そして現在まで、主流経済学からは信用創造の仕組みと影響力が軽視され無意識化されている状態が続いている。
もう一つは、宗教の秘密結社の流れである。
宗教の秘密結社は、サバタイ・ツェヴィという17世紀に現れたユダヤ人の宗教家によって基礎が作られた。
上記の動画にもあるとおり、サバタイは、ユダヤ人の間で100万人近くの支持を集め、救世主として崇められた。
そして、エルサレムをユダヤ人のものにすると述べて、エルサレムを管理していたトルコ帝国に行くが、そこでトルコ皇帝に捕捉され、「死ぬか、イスラムに改宗するか?」と迫られた。
サバタイはあっさりとイスラムへの改宗を選んだ。これによりサバタイを救世主として盛り上がったユダヤ教のメシア運動は終息した。
しかし、サバタイの支持者たちは、「サバタイがイスラムに改宗したのは、巨大な闇の勢力を内部から破壊するためだ」と述べた。
これにより、サバタイ派は他宗教への偽装改宗をすることで、乗っ取りを計る陰謀秘密結社になった。
そして18世紀にサバタイの後継者を自認するヤコブ・フランクが登場した。
上記の動画によるとフランクは、銀行家のロスチャイルドと連携をして、秘密結社を作り上げた。
このサバタイ派フランキストがイスラム教、キリスト教、仏教などの諸宗教に入り込み、内部から破壊する行動を行っている、と研究家であるユダヤ教のラビであるアンテルマンは主張している。
もう一つは、秘密結社イルミナティの創設者である法哲学者アダム・ヴァイスハウプトの流れである。
アダム・ヴァイスハウプトは、イゴルシュタット大学の法学部の教授であり、法哲学者、啓蒙思想家として20冊以上の本を出版している。
1776年にイルミナティを創設すると、欧州と米国で勢力を広めていたフリーメーソンの内部で勢力を拡大し事実上の乗っ取りを成功させた。
このフリーメーソン・イルミナティがフランス革命を起こし、その後の民主革命を主導した主要な勢力である、と伝えられる。
また、アンテルマンによると、啓蒙思想家・哲学者として名高いモーゼス・メンデルスゾーンは7代目サバタイ派の首長であり、イルミナティとロスチャイルドと関わっていたとのべている。
その一つの証拠として、イルミナティの最高幹部であったニコライが、メンデルスゾーンの全ての著作の相続権を取得している。
つまりこの時代の最も重要かつ、政治思想の知識のあった人々がこの秘密結社に関わっているという事だ。
ヴァイスハウプトもメンデルスゾーンも同時代の哲学者カントの哲学から影響を受けている。
カント哲学はメーソン自身が述べているように最もメーソンに影響を与えた思想家である。
そしてカント哲学の述べる「人格」や「理性」という言葉に基づいて、民主主義の目的である「個人の尊厳の権利」は作られている。
この民主主義の原理はフリーメーソン・イルミナティによって作られて、政治学、法学、哲学、歴史学の分野から無意識化されてきた。
銀行家と宗教家と政治思想家の3つの秘密結社が18世紀後半にイルミナティによって融合した、と考えられる。
そして、この秘密結社によって、資本主義経済と民主主義政治の密教は作られてきた。
19世紀、20世紀、21世紀の現在まで続く欧米の社会人文学系の主流学問は、体制派、反体制派を問わず、この自由民主制のマインドコントロールを形成するために作られてきた理論なのである。
参考書籍
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関連動画
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現在の日米欧の自由民主制度は次の図のような状況にある。
このマインドコントロール体制を次の図のように変化させなければならない。
日米欧の自由民主制の隠されてきた仕組みについての詳しい解説は
こちらの本をお読みください。
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<リンク>頂いた書評の一覧 『世界を騙し続けた[詐欺]経済学原論』 『洗脳政治学原論』
■動画での解説
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