もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

ピョンチャン五輪と韓国の硬直

2018年02月08日 | 韓国

 平昌五輪の開幕前日となった。

 専らの話題は、北朝鮮からの美女応援団の韓国入りと開会式出席者の顔ぶれ、特に金永南最高人民会議常任委員長がトップを務める代表団に、金正恩の妹の金与正氏が名を連ねていることである。韓国政権内は歓迎ムード一色であるが、国内では反対デモが行われる等、一部には冷ややかな目で見る向きもあるようである。それにしても韓国の政権のぶれようは異常である。安倍首相の開会式出席を熱望の末に実現した時は日韓関係の正常化への道筋ができたとして手放しで喜んだ文政権であったが、北の五輪参加表明以降は、お家芸の南北統一・融和を持ち出してのはしゃぎぶりで、安倍首相の訪韓拒否まで広言する高官すら現れた。韓国は北朝鮮の微笑作戦に振り回されており、スキーの合同練習では発電用の軽油を、陸路入りとの予定を万景峰号に変更して船舶燃料をねだられているが、いずれも国連の北朝鮮制裁決議によって禁止されている行為であるにも拘らず、超法規的措置での提供を余儀なくされている。更には、金剛山観光や人道支援の餌にも食いつきそうな勢いであり、自国を恫喝する北の創軍パレードをも止む無しとする動きさえある。韓国は北の一方的な通告で離散家族再会事業・金剛山観光・開城工業団地に頓挫した蹉跌の教訓を忘れ去ったかのようである。そこには南北双方が唱える統一のお題目に対する主張の差があるように思えてならない。韓国は悲願と捉え統一反対を主張することは政治生命はおろか社会生活まで失うのであろうが、北は体制維持のための駆け引きに有効な道具としか見ていないのは明らかである。そのため、韓国は南北統一という呪文による自縄自縛で硬直した結果、北のささやかな微笑を過大に評価・拝受して、もろもろの要求に嬉々として応じる体たらくで、第三者からはペットと飼い主の構図に見えてしまう。

 ピョンチャン五輪ではなくピョンヤン五輪と揶揄されてきた韓国開催の冬季五輪、政治色満載のスポーツの祭典であるが、日本選手の活躍も末尾ながら祈るものである。それにしても、韓国よ目覚めよ!そして現実を見よ!と言いたい。


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