もう沢山の報道があって、みんなも目撃したと思うけど

 

仙台市民にとって、そしてゆづるファンにとって、

 

本当に、本当に、幸せで、誇らしくて、晴れがましい気持ちにさせてもらった一日でした!

 

 

地下鉄でも、街角でも、バラ1やSeimeiが鳴り響き、結弦君への愛のこもったメッセージに溢れ、さらには在仙全局がその時間は羽生パレードの生中継と、この日仙台はゆづ一色。

 

ああ、ゆづは故郷に帰って来てくれたんだな。

 

どんな逆境にあっても決してくじけず

 

逃げず

 

ひるまず

 

男らしく勇敢に戦って

 

あのひどい怪我さえ乗り越えて

 

66年ぶりの五輪連覇という快挙

 

そんな信じられない偉業を成し遂げて

 

金色に輝く誇らしいメダルを首に下げて

 

故郷に待つ私たちに

 

夢と希望と誇りとを持ち帰ってくれたんだな。

 

 

競技会に詰めかけるコアな羽生ファンとは明らかに違う層の

 

地元の人たち

 

いかにも東北人といった雰囲気の

 

おじいちゃんやおばあちゃん、親子連れなど

 

本当に素朴な人たちに囲まれてパレードを見ていた私が感じたのは

 

そんなことでした。


 

パレード車から手を振ってくれていた結弦くんの表情は

 

穏やかで平和で、とても可愛らしい微笑みを浮かべていました。

 

全ての戦いを終えた清々しさと

 

みんなが渇望していたメダルを持ち帰ることができた嬉しさと

 

絶対的な味方である地元の人たちやファンに囲まれ

 

安心しきった表情が印象的でした。

 

あの空間には

 

不純物は何一つなかったし

 

まがまがしいものが何一つなかった。

 

欲まみれの人間が入り込む隙もないほど

 

清潔でピュアで

 

ただただ愛に溢れた空間でした。

 

杜の都の名に恥じない

 

美しい空間でした。

 

そして

 

パレードが始まる前は30度近くあった気温

 

熱中症さえ心配された蒸し暑さ

 

なのに

 

パレードが始まるやいなや

 

すうっと爽やかな良い風が吹いて来て

 

気温がみるみる下がったのも確認されています。

 

わずか10分で24度まで下がったという話がTLで流れて来て

 

本当にびっくりしました。

 

 

神社に行って天候が急に変わるのは神様に歓迎されている印だと聞いたことがあります。

 

特にすうっと気持ちの良い風が吹いてくるのは本物。

 

 

そして生ゆづの姿はね

 

いつも競技会のリンク上で見ているわけですけど

 

パレードが近づいて来て見上げたゆづの姿から発せられるオーラは

 

今まで見たこともないレベルでした。

 

いつも見ているのに

 

ああ、羽生結弦って存在したんだ〜

 

って

 

それが最初の正直な感想でした。

 

どうしてそう思うのか

 

自分でもよくわからなかったですけど

 

でもあのオーラをじかに見た人間の

 

それが率直な感想なのかもしれません。

 

何この美しい生命体、的な?

 

もうそこから目を離せなくなる感じ。

 

 

それはリンクではいつも感じていたけれど

 

リンク外のリアルな場で見た今回

 

何かさらに別次元のものを感じてしまった。

 

一目見たら神に祝福され

 

その祝福が永遠に続きそうな

 

そこまでの何かを感じてしまいましたよ。

 

本当に驚きました。

この方とまったく同じことを感じました。

 

そしてなんと!

なんとなんと!

 

ゆづるくんからカメラ目線いただきました〜ラブラブ

 

後ろにいた、お父さんに肩車された女の子が大きな声で叫んでくれたおかげかな。

 

ありがとう〜ラブラブ

 

 

ぶっちゃけ

 

そんな風に自分を見てくれた〜視線があった〜と感じた人たちって多かったみたいですね。

 

彼の視野の広さ、目敏さにはいつも驚かされます。

 

たった一人のパレードで

 

11万人を相手に

 

それができるゆづるくんって…びっくりびっくりびっくり

 

 

そして上にも書いたように

 

私の周りには本当に地元のおじいちゃんおばあちゃんクラスタの人が多くて

 

暑い中2時間も待って

 

倒れやしないかと心配だったけど

 

でもどうしてもゆづるくんの姿を一目見なくてはならないと

 

娘さんに付き添ってもらって来ていたおばあちゃんもいました。

 

私のゆづ友さんが遠くから来たと知ると

 

もっと前に行ってくださいと勧めてくれたり

 

号外を分けてくれたり

 

遠路はるばる「おらほの結弦」を見にきてくれたことが

 

本当に嬉しそうで

 

誇らしそうで

 

なんとか「おらほの結弦」の連れて来た客人をもてなしたい気持ちで溢れていて

 

ああこんなにもゆづは

 

地元の人たちに愛され

 

彼らの思いを背負っていたんだなと

 

胸が熱くなりました。

 

何があろうと彼に

 

やめる選択肢はなかったのも

 

足が壊れても

 

もうフィギュアができなくなったとしても

 

あの場に立つつもりだったのも

 

そして立つからには

 

何としても金メダルをもぎ取って来るつもりだったのも

 

全ては彼らのためだったんだなと。

 

 

あんなにも喜んでくれる

 

おじいちゃんやおばあちゃん

 

子供達

 

そんな無辜の人々。

 

 

7年前のあの大震災

 

津波でひどくやられ

 

自分たちもひどい目に遭いながらも

 

他人への思いやりを忘れず

 

日本中の人から寄せられる善意に感謝しつつ

 

互いに支え合って寄り添いあって辛い日々も生き抜いて来た

 

そんな人々。

 

 

人々の善意に支えられて

 

ただ正直に誠実に日々を頑張るしか

 

この辛い現実を生き抜く術を知らない

 

金も力もない

 

ちいさき人々。

 

 

そういう人々のために

 

彼は自らも血だらけになりながら

 

戦い抜いたんですよ。

 

 

羽生さんは被災地の星

 

誰がなんと言おうとも

 

地元の人たちの喜びを見れば

 

パレードに訪れた観客の層を見れば

 

彼が

 

誰に

 

どれだけの希望と喜びとを与えてくれたのか

 

わかります。

 

どういう人たちが

 

サイレントマジョリティだったのか

 

NHKの平昌五輪男子フリーの視聴率46%を支えていたのが

 

どんな人々だったのかがわかります。

 

彼らこそが

 

羽生選手を本当の意味で支えてくれていたんですよ。

 

その姿を目の当たりにして

 

しみじみと胸の奥から

 

あったかいものがこみ上げて来るのを感じました。

 

 

そしてまた

 

仙台の大学に通っているという他県出身の男子学生さんたち

 

自らもスポーツをやっているという学生さんたちもいました。

 

まあ近くだし〜どんなもんかな〜と思って来て見ました〜

 

的な若者らしい軽いノリを装っていましたが

 

首にはファイテンしてたし(ゆづ友さんが発見)

 

同年代とは思えないほどしっかりしてますね〜とか

 

ちゃんとゆづ発言聞いてるみたいだし

 

実は隠れゆづファンと見た(笑)。

 

これからの未来を作ってゆく若い人たちがゆづをちゃんと目に焼き付けてくれて

 

彼を目指してくれたらいいな

 

そんな風に思いました

 

彼が辿って来た道程を知るならば

 

どんな辛いことでも乗り越えられるはずだよ

 

羽生くんだって乗り越えたのだから

 

自分も夢を諦めずに頑張ると

 

それぞれがそれぞれの場で

 

なんだ坂こんな坂と

 

歯を食いしばって頑張る

 

そんな勇気をもらえてたらいいな。

 

 

そして私にとっては

 

ゆづを通して見ず知らずの者同士がこんな風に

 

楽しく嬉しい気持ちを共有できたことも

 

本当に素敵な経験でした。

 

 

パレードのあと、ゆづ友さんに羽生選手の聖地を諸々案内し、夜は被災地でもある塩竈でお寿司をいただきました。

 

そしてゆづの聖地、七北田公園脇を流れる七北田川では一羽の白鳥も発見!

 

もう暖かいので白鳥はとっくに北へ帰ってしまったかと思っていましたが

 

ゆづの帰郷を待っていたのかな。

 

 

 

 

 

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