台湾にもモチがあります。
日本の餅と作り方が違って、もち米の粉末、とうもろこし粉末に砂糖を加えて温水で溶かし、電気鍋で蒸して作ります。
粉末から作るということで、キメが細かいのは良いのですが、日本のもちに比べてベタベタして腰がない感じがしますが、もっぱら砂糖+ピーナツ粉末、砂糖+すりゴマをまぶしてスイーツとして食べるので結構美味しく食べられます。
普通は自分で作ることはなく、市場で売られているのを買ってきて一口サイズにちぎって丸めて粉をまぶして食べます。
漢字で麻糬と書いて、中国語の発音はマァシュゥ、台湾語ではモァチと発音して日本語から音を借りた事がよく分かります。
こんな所にも日本統治50年の歴史が表れています。
日本人としてはピーナツ粉よりもきな粉を掛けたいところですね。
大丈夫です。大豆の粉末は台湾でも売られているので、それを買ってきて砂糖と合わせれば自家製きな粉の出来上がりです。
台湾に来たら台湾のモチも捜して賞味して見て下さい。