第37回 動物からの応援メッセージ②-3月は「もぐ吉」 | モカ先生のプログラミング講座&鬼のパンツをはいた小学生たち

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プログラミング学習は、考え、実行・変換・修正を繰り返しながら、答えを出します。学習の基本姿勢です。このブログは、小学生が取り組むプログラミング講座と、それにチャレンジする子ども達との教室で繰り広げられる思いもかけないエピソードを綴ったブログです。

 スイッチ文で、3月の応援メッセージプログラムを作ろう

 

 昨日は、if 文とswtich文の違いを学びましたね。今日は、いよいよそのswtich文を使って、3月の応援メッセージプログラムを作ります。今回使うswtich文は、下の黒板を見てください。

 

 気を付けるポイントが、黒板にある(A)~(C)の3つです。まず、(A)について説明しますね。応援メッセージは、月ごとに、それぞれこの「case(ケース)」の下に書きます。caseの( )にある数字は、その月の数字です。なので、今回は、3月のメッセージを作りますから、3が入っています。それと、もう一つ気を付けるところは、最後の:(コロン)です。

 
 
 そうか。いつもは、最後に;(セミコロン)をつけることが多いけど、ここでは、:(コロン)なんですね。気をつけなくちゃ。
 
 
 そうなんです。次に、2つ目の(B)について説明しますね。この「break;」は、「case(3)の内容がここで終わります」という意味です。なので、これを忘れてしまうと、正しく応援メッセージが表示されなくなります。忘れないように気を付けましょう。最後の注意ポイント(C)の「defalut」は、デフォルトと読みます。上にあるcaseの値以外のときは、すべてこのデフォルトの下に書いてある文を実行します。swtich文は、この3つのポイントに気を付けて、プログラミングしましょう。これだけおさせてできれば、swtich文は、ばっちりです。
 
 
 次に、「3」と打ち込むと、その応援メッセージが表示されるようにするためのプログラムを、上のswtich文に組み込みます。そのためには、変数の宣言と、scanf関数を加えることが必要です。実際に黒板を見ながら、確認してみましょう。
 
 (あ)では、int型で変数aを宣言しています。int型は、整数の数字が入るという意味でしたね。
 
 
 (う)のswitch文の( )の中にも、変数aが入っていますね。
 
 
 そうです。ここに入る値は、3,4,5,・・・と月の数字が入り、その都度、入力される数字は変わるので、変数になっているんです。そして、(い)は、scanf関数で、キーボードから入力された数字を受け止めるという意味でしたね。これをすべて合体させると、下の黒板のようになります。
 
 
 3月の応援メッセージを届ける動物は、「モグ吉君」です。この「モグ吉君」の作り方は、ゴリ君の作り方を参考にして、作ってみてくださいね。では、今日は、これで終わります。
 
 
前回は、第36回 動物たちの応援メッセージ①-イフ文とスイッチ文を比べて でした。

https://ameblo.jp/tobidasutanpopo/entry-12353432117.html

 

次回は、第38回 動物たちの応援メッセージ③-4月はパンくんが応援するよ です。

 


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