昨日は、if 文とswtich文の違いを学びましたね。今日は、いよいよそのswtich文を使って、3月の応援メッセージプログラムを作ります。今回使うswtich文は、下の黒板を見てください。
気を付けるポイントが、黒板にある(A)~(C)の3つです。まず、(A)について説明しますね。応援メッセージは、月ごとに、それぞれこの「case(ケース)」の下に書きます。caseの( )にある数字は、その月の数字です。なので、今回は、3月のメッセージを作りますから、3が入っています。それと、もう一つ気を付けるところは、最後の:(コロン)です。
そうなんです。次に、2つ目の(B)について説明しますね。この「break;」は、「case(3)の内容がここで終わります」という意味です。なので、これを忘れてしまうと、正しく応援メッセージが表示されなくなります。忘れないように気を付けましょう。最後の注意ポイント(C)の「defalut」は、デフォルトと読みます。上にあるcaseの値以外のときは、すべてこのデフォルトの下に書いてある文を実行します。swtich文は、この3つのポイントに気を付けて、プログラミングしましょう。これだけおさせてできれば、swtich文は、ばっちりです。
次に、「3」と打ち込むと、その応援メッセージが表示されるようにするためのプログラムを、上のswtich文に組み込みます。そのためには、変数の宣言と、scanf関数を加えることが必要です。実際に黒板を見ながら、確認してみましょう。
そうです。ここに入る値は、3,4,5,・・・と月の数字が入り、その都度、入力される数字は変わるので、変数になっているんです。そして、(い)は、scanf関数で、キーボードから入力された数字を受け止めるという意味でしたね。これをすべて合体させると、下の黒板のようになります。
前回は、第36回 動物たちの応援メッセージ①-イフ文とスイッチ文を比べて でした。