刺さない鍼灸師の日記

治療をして、思った事や感じた事を書いていってみようと思います。

身体からの情報を伝える。

2017-12-13 11:44:53 | 日記
こんにちは、毎日寒いですね。
関東に住んで思うのは、日本海側と、太平洋側では、寒さの質が違う事です。
とにかくこっちは、風が冷たい。

故郷の秋田では、吹雪とかは別として、雪がシンシンと降っている時は
そんなに寒く感じなかった様な・・・

さて、治療をするに当って、診断をしていかないといけないんですが、
うちでは、このような人体図を用いて診断をしていきます。
診断というよりは、身体の状態は、今こんな状態です。
と伝えるための、人体図ですね。




この人体図用紙に、手を着いてもらいます。
40秒程置いてから、今度は手の甲に用紙を乗せます。
また、40秒程置いて、用紙を手から離します。
用紙に手を置いてもらいつつ、患者さん自身から、
どこが辛いのかも聞き取ります。

そうすると、用紙に身体からの情報が移ります。
身体は、眼に見えない身体からの情報を発信しています。
それを、僕の方で、左手でフィンガーテスト、右手でシャーペンを
持ちつつ、右手指先が転写された情報をスキャンします。
そしてその情報を読み取りながら、用紙に身体からの情報を書き込みます。
一種のダウジングもしくはスキャンみたいなものですかね。



これが、情報が転写されて、僕がテストを行って書き込んだ用紙です。
マルが着いている所が、症状が出やすい場所です。
紙に背骨から線を引っ張って◯してますが、かなり反応が強い場所です。
この方は、背骨に負担を掛け、そこから、色々な場所(特に腰、右肩)に
症状を出し易い方です。

身体を、川の流れに例えて説明します。
様は、マルをした所が、淀みやすい場所ということです。
淀むということは、流れが悪く、余分なモノが
たまり易いということですかね。

結構マルがついていますが、でも皆さんこんなものですよ。
マルが少ないのは、やっぱり小さい子供さんですね。

この診断法のほうが、眼で分かりやすいのかな。
マルをした所を、患者さんに指摘すると、
ああ!、そう!、そうなんです!なんてよく言われますしね。

なんで、紙に手を着いただけなのに、こんなに分かるんですか?
とか、不思議!とか、色々な反応が返ってきておもしろいです。

でも、分かる様になっているんです。としか言いようがない。
眼に見えない身体からの情報(波動?)をキチンとキャッチ
出来れば、診断というか、
今のアナタの身体の状態はこういう感じです。
と、伝える事は出来るという事です。

鍼の治療については、次回に・・・

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