生き方・・
先週末、2名の入院が無事退院致しました。
この2週間は、本当に色々ありました。肺の穴の開いた主人は、一時は空いた肺を切除
する話までになりました。というのも、穴の開いた肺がなかなか完全に塞がらなかった
為、再発も考えてそんな話になりましたが、その後の検査で、塞がり始めている事が確
認できたので、数日後の退院が決まりました。
もう1人の入院は母・・主人が発症した1週間後、転倒による脳内出血の為による経過
観察も含めての入院、転倒の要因は、脳梗塞などによるものでは無かった為、短期入院ですみました。
特に高齢の為、長期入院する方が反って、認知が進むなどにもつながる為、病院サイド
は、回復が認められれば、即退院というお話が、入院の際に医者から言われた事でし
た。確かに、高齢者の寝たきりは、足腰の衰えから、認知を進める要因になりかねない
いからね。
人に頼るという事は、高齢になればなるほど、自分自身でやらなくなってしまう傾向に
なってしまう。だから、極力、私は母に自分の事は自分でやらせるようにしている。他
人から見れば、冷たい娘に見えるだろうが、色々な事の手を出してやってしまうのは
簡単な事、こちらはやれば、早く事は済むだろうが、それでは、本当に、何もできなく
なる。90代でも、元気な高齢に方は多い、その方々を見ていると、自分の事は自分
でやってきますよね。そう「生きる」ってそういう事です。自分が生きるという事は、
最期まで自分で生きる・・そういう事だと私は思う。
私だって、最近時々、思う事がある。しんどく感じる事も、前よりも増えた。
頓珍漢な事をやってしまっている自分に、驚くこともある。自分の意志とは違う事を
やっていて、その事の気が付いて、そんな自分に驚くことも・・
年を重ねると大なり小なり、あるんだとは思う、どうしたって、使い込んできた身体に
はガタが来るからね。そんなポンコツになっても、使い方1つなんじゃないかな。
私は、最期まで、自分の足で立ち、歩きたい。