『ごめんなさい、ぜんぶ、おれのせい』
※「哭く(なく)」by F
病院の玄関を出て、
駐車場に向うと、
なっちゃんのお父さんと出会った。
私は、以前から彼女のお父さんが大好きだった。
お父さんは、言葉は少なく、寡黙。不器用で男らしい。
しかし、優しさがいつも、
その笑顔からにじみ出ていた。
お父さんは私と目が合い
ウンウンと頷きながら
力なく悲しみを笑っていた。
私はお父さんのその悲しみを見た時、
抑え込んでいた、私の「涙」と「心」がどっと溢れた。
『お父さん!!
俺がいけないんだよ!!
俺のせいなんだ!
俺のせいでこんな事に、ごめんなさい。
ごめんなさい!
ぜんぜん俺だめなんだよ!!
何にも出来なかった、許して!
許して!なんの力にもなれなかった。
俺が全部いけないんだ!
全部おれのせいなんだ!
守れなくて本当にごめんなさい!!』
と泣き叫んだ。
お父さんは、私を一切責める事はなく、
優しく私の肩を、なぐさめるように叩いてくれた。
私はその悲しい優しさに、人目をはばからず
声を出して泣き続けた。
続く
物語の続きを読むには↓をクリックして下さい。
1つ前の物語を読むには↓をクリックして下さい。
今日も生きていく「あなたへ」
ポジティブなんてなれないよな。
前向きにポジティブシンキングなんて言葉は俺は大嫌いだ。
いいんだよ、そんなのなれなくて。
強張ったままで
緊張したままで
恥を抱えて
震えながら
生きていいんだ。
無理して笑わなくていい。
それが今、「心に起きている」なら、それを抱えながら生きるだけだ。
俺は今もそうやって生きてるよ。
一人じゃない。
美しい写真・そして心のこもった絵をありがとう。まずは私のインスタグラムに掲載させて頂きますね。
「どうせやるなら、インスタやったらいい」とアドバイスを頂き、「噂のインスタ?俺が・・?」
おじさん、奮闘しまして、一昨日から掲載開始しました。「sinta.msc」で検索で見つかると思います。
そして、ブログに掲載できなくても、提供してもらった絵や写真は大切に愛をもって俺が持っているからね。
昨日は、このブログを読んでいる方からの感想を頂き、その内容に深く胸をうたれました。
そんな方が一人でもいるなら、その方のためだけにも書く意味があると思いました。
本当にありがとう。
あなたが今日まで生きていてくれて、本当にうれしいです。
生きていれば、きっとお会いできます。
その時、俺を励ましてください(笑)
さあ、今日はお会いした人がいるので、仕事を終えたら、普段は行かないような場所に行ってきます。朝から不安感いっぱいです!!