4.なぜ思っていることが現実になるの?
思ったことが現実になるというのには、
「心で思う→行動する→現実になる」
という仕組みがあるのでは、と私は考えました。
現実になる源は、すべて自分が思っていることなのです。
映画でたとえてみたいと思います。
映画は、スクリーンだけあったとしても、何もうつりません。映画をうつすためには手順を踏む必要があります。
まずは、「この映画が見たい」と思うところから始まります。次に、そのフィルムを映写機にセットします。すると映写機が動き出します。そして最後に、スクリーンに映像がうつしだされ、映画を観ることができます。
つまり映画館では
①映画を観たいと思ったから②映写機を動かして③スクリーンで映像を見る
という順番が踏まれているんですね。
思ったことが現実になる仕組みも、映画が映る仕組みも、同じなのです。
「こうしたい」という思いをもちます。
② 映写機=行動
その思いに伴った行動をします。
③ スクリーン=現実
現実になります。
ほかの例もあります。
たとえば、飛行機は太古の昔から空を飛んでいたわけではありません。人類の歴史で考えてみれば、かなり長い間存在していませんでした。ではどうやって飛行機ができたのでしょうか。
突然空から飛行機が降ってきたなんてことはないではずです。
実は、「空を飛びたいなあ」と夢見た昔の人たちが、試行錯誤を繰り返した結果、飛行機が完成したのです。
まず人が「空を飛びたい」と思い、(心)そして(行動)した結果飛行機が完成し、人が空を飛ぶという(現実)が訪れたのです。
普通の毎日でも、この仕組みはいたるところで見つけることができます。
たとえば「カレーが食べたい」(心)と思ったら、食材を買いに行き調理をし(行動)、カレーを食べることができます(現実)。
受験の時であれば「この学校に行きたい」(心)と思います。そして勉強をし(行動)合格すれば、学校に通うことができます(現実)。
「思っていることが現実になる」とは
思っていることをベースに行動を選び、そしてその行動によって現実がやってくる
という、無意識で、でもいつも使っている仕組みなのです。
こちらもチェックVol.1 思っていることが現実になる