こんにちは。

あおい堂鍼灸院 院長の今泉です。

 

蛇足ですが、いつから皮脂は悪者になったのでしょう?
私が思うに、おそらく1960年代後半から1970年代初頭ではないかと思います。当時の日本を振り返ってみましょう。まず、テレビではでウィッグ会社のCMがバンバン流れていました。当然良く売れたと思います。
「ピロリロリ~ン♪パパ、△□$☆彡にして良かったね」という名作CMに代表されるように、薄毛は良い事ではないというような風潮が社会に生まれたように私個人としては思えます。
そして世の中の風潮としてはウィッグを選択するものアリですが、それ以上に薄毛が進行しないように頭皮を清潔にしましょうという別の産業が生まれてきたように思えます。直接的にはシャンプーや育毛剤を売る会社がこぞって洗浄力を売り物にしたアイテムを打ち出してきます。どうすれば効果的な育毛が実現できるのかまだ分かっていなかった時代だと思います。


自社商品を売り込むためには何かの力強い指標、ウリが必要だった。それが「皮脂を洗浄する」だったのではないかと思います。同時にその辺から皮脂は悪者であると社会に認識されてきたのではないでしょうか。
つまり私は産業のマーケティングに振り回されている可能性を考えています。


私の知っている大手ウィッグ会社では薄毛人口調査というものをやっていました。高度経済成長にともなって現在に至るまで薄毛人口が増えている結果が出ています。原因としては食生活の欧米化が謳われていますが、私は他に本当の原因があるのではないかと思います。それは高度経済成長に伴って髪を洗う機会が増えた事と睨んでいます。それまでは自宅に風呂のある家は少なく、銭湯が主でした。同時に毎日風呂に入る人も少なかったのが高度経済成長でマイホームのマイ風呂(?)利用で、洗髪回数が飛躍的に伸びました。
また、その後のバブル期に至っては「朝シャン」なるブームと言ってもよいような現象が生まれました。
それと薄毛人口の増加に注目しています。
 

 

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