他エージェントで断られた40代は人材バンクネットを活用して転職せよ

「今日も転職エージェントから登録お断りのメールをもらっちまったよ。転職歴が多いし管理職でもな、こんな40代でも登録させてくれる転職エージェントはないのか 」と嘆いておられる40代は意外に多いので驚かされます。

私も40代でリストラされて、再就職活動を開始した当初同じような疑問を持っていました。

転職エージェントからの登録しませんかメールを受け、いざ登録に行っても「紹介できる案件がありません」と言われ軽く登録拒否。

何のために電車賃を使って、わざわざ転職エージェントまで赴いたのか理解できませんでした。

紹介してくれないのであれば、最初から言ってくださいよマジ無駄足ですやん。今日の時間返してくれよって思いました。

人材バンクネットの攻略方法が分かってからは、そういう無駄足がなくなりましたがね。

目次

コンサルタントを逆指名できる人材バンクネットの特徴

コンサルタントを逆指名できる人材バンクネットの特徴

人材バンクネットは株式会社アイ・キュー(旧・株式会社クイック)が運営する転職エージェント集合型サイト。

開設は1999年と意外に早く歴史あるサイトのひとつ。

それ以来様々な進化を遂げながら、2014年12月にリニューアルしています。

他にもイーキャリアFAやenJapanなどが有名です。転職エージェント集合型サイトとはその名の通り、転職エージェントが運営している転職サイト、または数社の人材紹介会社の求人情報が集合した求人サイトです。

転職エージェント集合型サイトは、いわゆる名簿屋の役割をも果たしていて年収1,000万円などのダミー案件が混じっているのが特徴の一つ。

そんな中人材バンクネットは、日本全国の優良な転職エージェントが集まる転職サイト。

加盟している転職エージェントはなんと業界トップレベルの536社コンサルタント数2,569人だから驚きです。

転職エージェントを利用する場合、自分にマッチした人材紹介会社やキャリアコンサルタントをどういった風に選択するかが転職成功のポイントといっても過言ではありません。

人材バンクネット独自の検索機能を活用すれば、業種や職種といった希望条件や求人情報、無料サービスなどで絞り込んだうえで、自分の条件に合う転職エージェントに無料相談の申し込みをすることが可能です。

この中にも私の面談を快く受けてくれたキャリアカウンセラーがいらっしゃいます。

40代も人材バンクネットで受けられる支援サービス

40代も人材バンクネットで受けられる支援サービス

人材バンクネットでは、無料の転職支援サービスを受けることができます。

しかし、担当するのは加盟している転職エージェントですから、まずは希望するエージェントに登録する必要があります。

人材バンク事務局(株式会社アイ・キュー)に「掲載している仕事の詳細を教えて欲しい」などの問い合わせをしても、答えてくれませんので注意してください。

人材バンクネットは、日本全国536社の転職エージェントが加盟。

それぞれの転職エージェントに自信がある業界や職種、サービス内容、求人情報数、キャリアコンサルタントの様々な個性などの特色があります。

加盟社数が圧倒的に多い人材バンクネットならば、自分にマッチする転職エージェントやキャリアコンサルタントが見つかります。

また、人材バンクネットでは、職務経歴書を匿名公開することで、転職者の経歴に興味を抱いた複数のキャリアコンサルタントから、プライベートオファーを受けることができる機能も兼ね備えています。

これは転職エージェント集合型サイトでしか、できない特色です 。

わずか5分で完了する人材バンクネットの登録方法

わずか5分で完了する人材バンクネットの登録方法

まずは、ネットから無料登録を始めましょう。メールアドレスを入力すれば、アドレス宛に登録URLが送られてくるので指示に従って登録していきます。

人材バンクネット仮登録の良い点は、登録までの手順が非常に簡単である点です。

卒業年数等の入力も最小限で行え、レジュメに空白箇所があってもサクサク前へ進むことができるので非常に便利。

無料登録が終わると、メイン画面に入れますが、焦る気持ちを抑えつつキャリアシート入力率を、必ず90%以上に上げてください。

転職エージェントのキャリアコンサルタント指名での登録は、100%に近いものだと申し上げましたが、適当なレジュメの登録は、断られる最大の原因の1つです。

何が何でも、絶対に転職するぞとの思いを込めて最高の状態に保って挑んでください。

会員登録しないことには、人材バンクネットの機能を効率的に使うことができません。

会員登録が完了すると、転職エージェントへ転職の応募をするのに必要なキャリアシート(Web上の職務履歴書)やスカウト機能、メッセージの管理など、多くの便利な機能を利用することができるようになります。

もちろん会員登録に必要なのは、名前とメールアドレスのみ。

メールアドレスは、フリーメールでも問題なく使えます。

キャリアシートは、職務経歴書ビルダーに従って入力していくだけで、Web版とExcel版が作れるため非常に便利な機能です。

40代必見!人材バンクネットの主な3つの機能

40代必見!人材バンクネットの主な3つの機能

人材バンクネットの機能は多彩ですが、主なものを3つ紹介しておきます。

非公開求人の情報を入手

転職エージェントには日々、他のエージェントには知られたくない新規プロジェクト等の極秘求人や、特殊な経験やスキルを求める激レア求人、求人企業との長いつきあいだから入手し得る独自求人など、一般的には表に出ることはない非公開求人が数多く寄せられています。

こういった類の求人情報は、キャリアコンサルタントからのプライベートオファーに添付される形で届くため、是非キャリアシートを匿名公開して積極的に極秘求人情報を手に入れていきましょう。

マッチング求人情報メールの配信

あらかじめ求人情報の検索条件を登録しておけば、希望条件にマッチする求人情報が毎週1回メールで届けられます。

万人向けに発信される新着求人情報はどちらかと言えば、必ずしも自分の希望する条件に当てはまらない場合が多く広告的意味合いが大きいですね。

しかし、このマッチング求人情報メールは、求人情報の検索条件の保存内容での配信設定ができるので、総務・営業などの職種を設定できるのはもちろんのこと、ベテラン積極採用・40代以上歓迎などのフリーワードにも対応しています。

本当に自分が欲しい情報をピンポイントで手に入れられます。

(「マッチング求人メール」設定は初回の求人情報検索後に条件の保存が行われます)

非公開求人への応募

興味がある求人情報にWebを通じて応募することができます。

人材バンクネットに掲載されている求人情報は全て、各転職エージェントが管理していますから、求人に応募する場合はまず管理先の転職エージェントに応募する形となります。

求人へ応募することによって、転職エージェントからWeb上の求人情報では分からない社風であったり、より具体的な年収、選考を突破するための秘訣等を応募前に聞くことができます。

人材バンクネットの正しい活用法は逆指名のみ

人材バンクネットの正しい活用法は逆指名のみ

建前上、転職希望者は年齢や性別を問わず転職エージェントに登録可能ですが、実際はそれぞれビジネスモデルが異なり対象にしている年齢層も当然違います。

ターゲット層が40代ではない転職エージェントを相手に奮闘しても時間の無駄。

体力は温存しておいて、40代でも相手にしてくれる転職エージェントを積極的に探し出し活用していくべき。

転職エージェント集合型サイトは、他に得意分野や特徴で紹介会社を分類しており希望職種に強い紹介会社を探すのに最も使える転職サイトのひとつです。

それゆえに、登録して直接求人案件を探すやり方には向いていません。

人材バンクネットは、転職エージェントの登録会社数を確実に増やすために使うサイト。

人材バンクネットの最大の特徴は、キャリアコンサルタントを逆指名して登録できること。

キャリアコンサルタントを指名してしまえば、断られることはまずあり得ません。

他の転職エージェントに断られ続けた40代の転職者であっても、この方法ならほぼ100%登録が可能。

私の元同僚の40代も、断られた者は一人もいません。

転職エージェント集合サイトは使いものにならないと断言する方が多く残念ですが、根本的な使い方を間違っているだけです。

試しにコンサルタント検索画面で、コンサルタントをエリアで探すから関西を選んでみました。

すると90人ものキャリアコンサルタントがヒットします。

転職エージェント検索からでも、キャリアコンサルタントに面談の依頼をかけることができますが、かなり成功率は下がってしまいます。

当サイトいち押し!
もう登録拒否は嫌!こちからキャリアカウンセラーを逆指名!人材バンクネット

人材バンクネットのデメリットは求人の応募には向かず

人材バンクネットのデメリットは求人の応募には向かず

人材バンクネットは、非公開求人に直接応募したいと考えている転職者にとっては、使えないサイトと感じてしまうのではないでしょうか?

人材バンクネットは「転職エージェントやキャリアコンサルタントと1人でも多く接触し、アドバイスをもらい(ついでに非公開求人も紹介してもらおう)」というコンセプトで活用すべきです。

しかし、多くのの転職者が人材バンクネットの真の活用法を知らないばかりか、他の転職支援サイトで「人材バンクネットは登録する価値すらない」と紹介されているのが現実です。

そういう人たちに限って、根本的な使い方が間違っています。

試しに、人材バンクネット経由で非公開求人に応募してみますが

  1. サイト外の転職エージェント登録画面に飛ばされる
  2. 基本2,3日待たされる
    「本登録まで少々お待ちください」「選考の結果、今回はお見送りとさせてもらいます」とのお祈りメールが届く

  3. 運よく登録できれば、再度サイト外の転職エージェントに登録する手間が発生
    二度手間であるだけでなく、登録拒否やお祈りメールを受けて嫌な思いをする試練が待っています。ですから、キャリアコンサルタントを逆指名せず非公開求人に応募していきたい!

と思っている転職者はJACリクルートメントDODAに登録して人材バンクネットのデメリットを補うべきです。

他エージェントで断られた40代は人材バンクネット

最後に今回の要点をまとめておきます。

人材バンクネットの特徴

  • 転職エージェント集合型サイト
  • キャリアコンサルタントの逆指名が可能な唯一のサイト
  • 非公開求人の応募には不向き

こんな人向き

  • 他の転職エージェントで全く登録できない人
  • 転職エージェントで門前払いされて嫌な思いをしたくない人
  • リストラされて失業中の40代

各種転職サイトの活用方法は様々です。

それらのビジネスモデルを理解せずに使ってしまうと使えないサイトと勘違いして残念な結果に終わります。

本当は使えるサイトを使えないサイトと思い込み切り捨ててしまうのは、非常に勿体ない。

転職支援をしている斉藤でした。

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