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Violinレイトスターター”ぽっとめ”の 日々のあれこれ。

子どもから学ぶ

2018-01-05 21:04:00 | Violn


子どもが生まれた時、音楽環境を どう整えるか考えました。

私は、音楽の専門教育を受けたわけでもないので、どうやったら 音楽を楽しめるような人に育ってくれるか

まったく わかりませんでした。



その頃 ちまたでは、胎教に モーツァルトを聴かせると良いという話が 流行っていましたが、

私自身が、電気を通した音(テレビ、ラジオ、オーディオスピーカーなど)は、

音楽と認識しないで、ただの電子音でしかないという質でしたので、

ナマの 人の声や、ナマの楽器の音が良いと思っていました。



しばらくは、童謡など、CDをかけながら、私が歌っていたりしました。

そのうち、わらべうたを教えてくれる方に出会い、親子で通い、

幼稚園は、音楽教育はわらべうたを取り入れているところに入園しました。



5歳で Violin を始めると、わらべうたを歌うかのように、Violinを弾き、なんとも楽しい演奏でした。

でも小学2年生頃になると Violinの演奏が、いかにも「楽譜を 習ったとおりに弾きました」という感じになり、

こころからの 演奏ではなくなってしまいました。

本当に つまらなそうです。



そこで考えたのが、子どもの大好きなぬいぐるみたちを 音楽に登場させることでした!

楽譜を見ながら、演奏して見せて、

「ここは 〇〇(ぬいぐるみの名前)ちゃんが、チョコチョコ歩いている感じかな?」

「☆☆ちゃんと、※※ちゃんが 追いかけっこしているところかな?」など

子どもに尋ねながら、ぬいぐるみの似顔絵を楽譜に書きこんでいきます。

そうすると、頭の中では、ぬいぐるみたちが 動き回っているようで、

ケラケラ笑いながら、Violinを弾いているではありませんか! 

音楽の方も、生き生きとしていて、また 私の心に届くようになりました。



演奏するとき イメージが大事だと よく注意を受けますが、まったくそのとおりと思います。

こんなふうに、子どもからも たくさん音楽を学び、自分の子ども時代をもう一度生きなおしているかのようです。


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