この本はいい本だと思って感想を書こうしたが、ネットにこのNHKスペシャルを観た人の感想があった。
NHKスペシャル 脳がよみがえる~脳卒中・リハビリ革命~ 2011.9
私が印象に残ったものを書いた。
脳科学の研究が進み、現在患者は280万人6人に1人がなると言われる脳卒中の原因は脳内で起きていることもわかり、リハビリも脳が主体になってきている。
リハビリ方法には新しいものが生まれ、発症後何年も経過したら回復不可能といわれたマヒについても、脳からマヒへ命令が届き、動かなかった手が動き出す方法があるらしい。
国立大学でリハビリを研究する機関はわずかがそうだ。
この本で紹介されている鹿児島大学霧島リハビリテーションセンターで川平法を考案した川平教授は、患者を診るだけでなく、海外で脳の可塑性について基礎研究を行なったそうである。
そして川平法が成果を上げているのか、「介入試験」を利用して、難しいリハビリの成果をみるため検証している。
取材にあたった医学部出身のディレクターは、リハビリ療法士に質問しないと、リハビリで何を行っているかわからなかったそうである。
患者はラクで、リハビリ療法士は少し額に汗する「促通法」。
手の指のリハビリでは、リハビリ療法士が伸張反射を与え動きやすくしておき、その後患者自ら弱い力で動き始めるので、訓練することで、脳と指との神経は増強されるようだ。
この本では、いくつか脳のリハビリは紹介されている。
最後の章では、これまでのリハビリに関わる制度の変更などにもふれている。
自分に合ったリハビリ環境(通院、訪問、入院)、リハビリ療法の選択・・・
これらは変化しており、脳卒中が増えている昨今は、脳卒中になっていなくても日頃から意識したい情報である。
NHKスペシャル 脳がよみがえる~脳卒中・リハビリ革命~ 2011.9
私が印象に残ったものを書いた。
脳科学の研究が進み、現在患者は280万人6人に1人がなると言われる脳卒中の原因は脳内で起きていることもわかり、リハビリも脳が主体になってきている。
リハビリ方法には新しいものが生まれ、発症後何年も経過したら回復不可能といわれたマヒについても、脳からマヒへ命令が届き、動かなかった手が動き出す方法があるらしい。
国立大学でリハビリを研究する機関はわずかがそうだ。
この本で紹介されている鹿児島大学霧島リハビリテーションセンターで川平法を考案した川平教授は、患者を診るだけでなく、海外で脳の可塑性について基礎研究を行なったそうである。
そして川平法が成果を上げているのか、「介入試験」を利用して、難しいリハビリの成果をみるため検証している。
取材にあたった医学部出身のディレクターは、リハビリ療法士に質問しないと、リハビリで何を行っているかわからなかったそうである。
患者はラクで、リハビリ療法士は少し額に汗する「促通法」。
手の指のリハビリでは、リハビリ療法士が伸張反射を与え動きやすくしておき、その後患者自ら弱い力で動き始めるので、訓練することで、脳と指との神経は増強されるようだ。
この本では、いくつか脳のリハビリは紹介されている。
最後の章では、これまでのリハビリに関わる制度の変更などにもふれている。
自分に合ったリハビリ環境(通院、訪問、入院)、リハビリ療法の選択・・・
これらは変化しており、脳卒中が増えている昨今は、脳卒中になっていなくても日頃から意識したい情報である。
私も読んでみました。大変興味深い内容という印象でした。
脳の可塑性に加え、新しい脳神経細胞が成人でも新たに生成されていることが発見されるに至っては、古典的な求心性神経の刺激だけでなく、脳中枢から末端に向けた遠心性神経を刺激し可塑性を十分活用した『脳リハビリ』の方がはるかに短時間に確実にある程度の時間経過があっても回復できると期待できるのはごく自然なことでしょう。
あとは、その施術ができる機関や療法士の選択、計画とスケジュール、それとご本人の意思の問題だと思われます。特に、脳にとってリハビリは『学習』に当たるので、週1では効果はなく2回は実施することが必須条件となると思います。
手法の選択、療法士の選択は、それ如何により、最悪10年20年やってもほとんど効果が得られないことも考えられ、生活する上で大きな分岐点になるので、重大な決断が要ると思います。
目標は飽くまで全回復です。その可能性がある以上、寸部たりとも妥協は禁物と考えるべきだと思います。
今年が、その全回復に向けた大きな一歩となるよう陰ながら願っています。
トシ
えーっと、書きたいこと伝えたいことの1/10程度をコメしました。残りはまたいつか・・・(^_^;)