2018年01月05日
あなたの知らない「あなたらしさ」
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開始してたった1カ月、知名度など全くない当ブログですが、日課のように読んでいただいている方がおられることを私は知っています。
本当に励みになります。ありがとうございます。
どんな人に読んでいただいているかということまでは分かりません。しかし、時間別のアクセス数を確認すると、通学前に読んでおられる方の姿が想像できます。勉強の合間にアクセスしていただいている方がおられますよね。
そして、深夜、早朝に読んでいただいている方も必ずいます。
アルバイトや勉強に励んでいる人。まだ夜が明けないうちに起きて活動している人。そして、たまに友達と深酒をしている人。
私自身が学生だった頃を思い出します。家が貧しく、自分で学費を工面するしかなかった私の姿を思い出しました。
読者の皆さん、一人ひとりのことをありがたく思っています。
皆さん、頑張りましょう!
さて、本日は前回の続きです。
独自性って何でしょうか。「あなたらしさ」ってどういうことでしょうか。
スポーツや芸術などの分野で特異な才能を持っている方は、それをアピールすれば良いでしょう。
でも、そんな人が少数であることは、凡人の私はよく知っています。
私が考える、「あなたらしさ」とは、人工知能がいくら進歩しても機会が絶対にまねできないことです。
それは何でしょうか。
私が考えるのは、「一人の人間として、他の人と親しくなれること」です。
人工知能は、いずれ新聞記事の大半を作成するでしょう。人間の能力を超える水準になれば、面白い小説を書いたり、傑作の絵を描いたり、素晴らしい音楽を作曲して演奏したりするようになるでしょう。
それでも、人工知能は人間と恋愛できるでしょうか。
私の想像では、人と同じような肌のぬくもりを感じさせる精巧なアンドロイドが発明されても、無理だろうと思います。仮にアンドロイドに対して恋愛感情を人間の側が抱いたとしても、相手が機械だと分かれば、疑似恋愛に変わるのではないでしょうか。
飼っている猫のことを「本当の自分の子供のような存在」と言う人がいます。でも、その猫は、結局は「のような存在」であり続けるのではないでしょうか。
話を元に戻すと、皆さんの強みは「人と親しくなれること」「人を好きになれること」「人に好きになってもらえること」「人に愛してもらえること」です。
言い換えれば、皆さんの親、家族、友人、学校の先生、知人の存在こそが、あなたが存在することの証明です。私は、あなたが親しくしている人々こそが「あなたらしさ」を表しているのだと思います。
あなたの周囲の人を一人ひとりしっかりと思い出してください。
その人たちは、あなたにとってどんな存在ですか?
あなたはどんな風にその人たちと付き合ってきましたか?
そして、あなたはその人たちに初めて会ったときにどんなふうに話しかけましたか?
新聞記者とは、人に話しかけることが仕事です。
前にも書きましたが、駆け出しの時、他社に特ダネを書かれると後追いする日々が続きます。
すごく苦しい時期です。
なぜ苦しいのか。
誰に取材すれば良いのか分からないときがあるのです。
他社が取材した人のことを思いつかないことすらあります。
誰に聞けば良いのか知っていても、日頃、親しくしていないと、いきなり電話をかけても相手にしてもらえません。
駆け出しの頃や担当が変わった直後はしんどい毎日でした。
これに対して、経験を積んだ記者、優秀な記者は、多くの知人、取材先と親しくなっています。
私は優秀な記者ではありませんでしたが、「最近、あの人に会っていないな。久しぶりに食事に誘うか」という軽い気持ちで会ってみたら、話が弾み、まだどの新聞も報じていない情報を教えてもらえたということがありました。
あなたが目指す新聞社が採用したい人材とは「情報を取れる記者」です。
文章力は、習得のスピードに個人差はあるものの、練習すれば誰でも取得できます。新聞社の採用試験で作文が重視されますが、それは最低限度の能力の確認です。あくまで、ペーパー試験でふるいにかけるために行われるものです。
文章が書けるのは当たり前なので、それをアピールしても採用につながる可能性は低いと考えた方が良いでしょう。「書く」だけなら、すでに人工知能もできるようになっているのです。
新聞記事をよく見てください。
「※※省は××の方針を固めた。同省関係者が明らかにした」という書き方を見たことがありませんか。
これは正式発表の前段階に、政府当局者が特定の記者にだけ語ったときに使われる記事のパターンです。この作業は人工知能にはできません(精巧なアンドロイドならできるようになるかもしれませんが、かなり先のことでしょうね)。
取材先の脳の中にあるアイデアを聞き出すことは、人間の記者にしかできないことです。
これは他の仕事でも当てはまると思います。
あなたが目指す新聞社が採用したい人材について、もっと分かりやすく言い換えます。
それは「幅広い人脈を持つ若者」「人脈を広げていきそうな若者」です。
現時点で政財界や芸能界にたくさんの知人がいるという人は、十分に記者として生きていけるでしょう(冗談ではなく、そういう若者は本当にいるのです。次回にそのことをお話しします)。
普通のサラリーマン家庭で育った、貧しい家庭で苦学したという方は、「自力で人脈をいくらでも広げられる」ということをアピールしましょう。
つまり、面接で緊張してガチガチになってまともに話せないというようでは、だめなのです。
では、面接で堂々と話すためにどうすれば良いのか。
次回に、「政財界の超大物と親しく話す若者」のことを例に取り上げて考えてみましょう。
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そして、深夜、早朝に読んでいただいている方も必ずいます。
アルバイトや勉強に励んでいる人。まだ夜が明けないうちに起きて活動している人。そして、たまに友達と深酒をしている人。
私自身が学生だった頃を思い出します。家が貧しく、自分で学費を工面するしかなかった私の姿を思い出しました。
読者の皆さん、一人ひとりのことをありがたく思っています。
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さて、本日は前回の続きです。
独自性って何でしょうか。「あなたらしさ」ってどういうことでしょうか。
スポーツや芸術などの分野で特異な才能を持っている方は、それをアピールすれば良いでしょう。
でも、そんな人が少数であることは、凡人の私はよく知っています。
私が考える、「あなたらしさ」とは、人工知能がいくら進歩しても機会が絶対にまねできないことです。
それは何でしょうか。
私が考えるのは、「一人の人間として、他の人と親しくなれること」です。
人工知能は、いずれ新聞記事の大半を作成するでしょう。人間の能力を超える水準になれば、面白い小説を書いたり、傑作の絵を描いたり、素晴らしい音楽を作曲して演奏したりするようになるでしょう。
それでも、人工知能は人間と恋愛できるでしょうか。
私の想像では、人と同じような肌のぬくもりを感じさせる精巧なアンドロイドが発明されても、無理だろうと思います。仮にアンドロイドに対して恋愛感情を人間の側が抱いたとしても、相手が機械だと分かれば、疑似恋愛に変わるのではないでしょうか。
飼っている猫のことを「本当の自分の子供のような存在」と言う人がいます。でも、その猫は、結局は「のような存在」であり続けるのではないでしょうか。
話を元に戻すと、皆さんの強みは「人と親しくなれること」「人を好きになれること」「人に好きになってもらえること」「人に愛してもらえること」です。
言い換えれば、皆さんの親、家族、友人、学校の先生、知人の存在こそが、あなたが存在することの証明です。私は、あなたが親しくしている人々こそが「あなたらしさ」を表しているのだと思います。
あなたの周囲の人を一人ひとりしっかりと思い出してください。
その人たちは、あなたにとってどんな存在ですか?
あなたはどんな風にその人たちと付き合ってきましたか?
そして、あなたはその人たちに初めて会ったときにどんなふうに話しかけましたか?
新聞記者とは、人に話しかけることが仕事です。
前にも書きましたが、駆け出しの時、他社に特ダネを書かれると後追いする日々が続きます。
すごく苦しい時期です。
なぜ苦しいのか。
誰に取材すれば良いのか分からないときがあるのです。
他社が取材した人のことを思いつかないことすらあります。
誰に聞けば良いのか知っていても、日頃、親しくしていないと、いきなり電話をかけても相手にしてもらえません。
駆け出しの頃や担当が変わった直後はしんどい毎日でした。
これに対して、経験を積んだ記者、優秀な記者は、多くの知人、取材先と親しくなっています。
私は優秀な記者ではありませんでしたが、「最近、あの人に会っていないな。久しぶりに食事に誘うか」という軽い気持ちで会ってみたら、話が弾み、まだどの新聞も報じていない情報を教えてもらえたということがありました。
あなたが目指す新聞社が採用したい人材とは「情報を取れる記者」です。
文章力は、習得のスピードに個人差はあるものの、練習すれば誰でも取得できます。新聞社の採用試験で作文が重視されますが、それは最低限度の能力の確認です。あくまで、ペーパー試験でふるいにかけるために行われるものです。
文章が書けるのは当たり前なので、それをアピールしても採用につながる可能性は低いと考えた方が良いでしょう。「書く」だけなら、すでに人工知能もできるようになっているのです。
新聞記事をよく見てください。
「※※省は××の方針を固めた。同省関係者が明らかにした」という書き方を見たことがありませんか。
これは正式発表の前段階に、政府当局者が特定の記者にだけ語ったときに使われる記事のパターンです。この作業は人工知能にはできません(精巧なアンドロイドならできるようになるかもしれませんが、かなり先のことでしょうね)。
取材先の脳の中にあるアイデアを聞き出すことは、人間の記者にしかできないことです。
これは他の仕事でも当てはまると思います。
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それは「幅広い人脈を持つ若者」「人脈を広げていきそうな若者」です。
現時点で政財界や芸能界にたくさんの知人がいるという人は、十分に記者として生きていけるでしょう(冗談ではなく、そういう若者は本当にいるのです。次回にそのことをお話しします)。
普通のサラリーマン家庭で育った、貧しい家庭で苦学したという方は、「自力で人脈をいくらでも広げられる」ということをアピールしましょう。
つまり、面接で緊張してガチガチになってまともに話せないというようでは、だめなのです。
では、面接で堂々と話すためにどうすれば良いのか。
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