空想「相武鉄道2018」概要~創立から【相模原鉄道模型クラブ】

相模電鉄

空想「相武鉄道2018」は、管理人・高田の心の中にある想像上の鉄道会社を空想しつつ、Nゲージにて現実化しようと試みている仮想鉄道会社でございます。
いつもご乗車(ご高欄)、誠にありがとうございます。

相武電鉄

相模原鉄道模型クラブ(空想)の前進は、相武電気鉄道(そうぶでんきてつどう)と言う鉄道会社です。

相武電気鉄道は、神奈川県相模原市に本社を置き、地元の地権者より土地を提供してもらうなどし、昭和6年5月には淵野辺~上溝~田名まで線路を引きました。
上溝駅近くに変電所も設置し、駅舎も完成するなどして、あとは開業を待つばかりでした。
しかし、開業直前になって資金難に陥り、準備していた貨車などを売却し、運行開始できなくなりました。
そのため、昭和11年(1936年)に鉄道免許が失効となっています。
ここまでの話は、本当に戦前の昭和にあった実話です。

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その相武電気鉄道の路線を引き継いだのが、このワタクシの空想である、超ローカル鉄道模型「相模原鉄道模型クラブ」と言う設定になります。
ここからは空想の世界、想像の話となります。

相武電気鉄道が破産した直後である、昭和7年4月に「相武鉄道」は開業致しました。
資金繰りに行き詰まっていた総武鉄道を買収して「相模原鉄道模型クラブ」として新たに開業させたのです。

相模原鉄道模型クラブ(仮想)

現在のJR横浜線「淵野辺駅」が起点で「上溝駅」、そして「田名」(現在の田名バスターミナル)までの約8kmの単線が営業路線となります。

前進の相武電気鉄道の計画では、現在の山手線・恵比寿駅から溝の口駅・鶴川駅経由で淵野辺までと、更に水郷田名から道路・鉄道共用の高田橋を経由して、愛川町の久所~愛甲田代へ延長する計画でした。
しかし、引き継いだ時点でレールが敷設されていた、淵野辺駅~田名駅の約8kmのみで、相模原鉄道模型クラブは営業運転を開始させて頂きました。
なお、高田橋の鉄道共用建設資金のめども立たないことから、勾配もきつい水郷田名まで線路は降ろさず、坂の上にある田名にて終点とさせて頂いております。
淵野辺駅から東京方面は、需要も見込めることから、鉄道敷設の免許申請を行いましたが、小田急電鉄などと平行もすることから、却下されています。
逆に、田名から愛川町方面への路線は、需要が見込めないことから免許を返納致しました。

他にも、相武電気鉄道は、田名から川尻を結ぶ川尻支線、そして、まったく別の路線となる、新横浜~本厚木間の厚木新横浜線の計画もありましたが、免許申請もしていなかったことから、それらの路線は引き継ぎも行わなう事に致しました。

ということで、昭和7年より、約8kmの単線にて、細々と、淵野辺駅~田名駅間での鉄道として運営(空想)致しております。

当然のごとく、赤字経営でございまして、相模原市さまより、田名地域の生活交通確保対策を受けて、毎年、助成を賜っており、なんとか営業を続けられています。(空想です)
市民の皆様には血税からの援助に対し、深く御礼を申し上げる次第です。

近年の車両更新では、新車の新調は困難でして、首都圏の鉄道会社で不要となった中古列車を入札しては譲渡(ヤフオクなど)を受けることが多いです。

電鉄会社を称していますが、前進の相武電鉄が資金難にて、変電所設備の代金未払いがあり、電化はできずに開業していました。
そのため、いまだに、全区間が非電化のままでして、ディーゼル車両2編成による旅客運転を行っております。
上溝駅を改良しまして、列車交換できるようにし、朝夕の列車増発をいたしております。
鉄橋は道保川と鳩川の2箇所ありますが、一番長い橋は鳩川の長さ10mでございます。
車庫は、浅間森(石橋団地付近)に設けられていたものをそのまま使用いたしております。
国道16号の踏切による常時道路渋滞、大変ご迷惑をお掛け致しておりますが、弊社には立体交差にするお金はありません。ごめんなさい。
現在は、全駅無人駅ですが、交通ICカードPASMO(スイカ)にも対応しています。
ワンマン運転でございますので、乗車時と下車時に運転席脇の料金箱にて「タッチ」願います。
運賃は首都高と同じ方式で、現金購入キップ(現金投入)の場合には全線統一運賃ですが、PASMO(スイカ)利用の場合には、区間料金となっており、お得です。

相模原鉄道模型クラブ(空想)

昼間は1編成1両での運転です。
ただし、朝夕の通勤ラッシュ時間には、1編成2両体制を取っており、ダイヤは10分に1本のペースと、利便性は市電並みと配慮しているつもりです。
30万人が訪れる水郷田名での花火大会の際には、臨時増発もさせて頂き、たいへんありがたい恩恵を受けておりますが、できれば、花火大会開催は、毎週あると、うれしく存じます。

また、土日祝にはSL機関車での観光用臨時列車の運行も、蒸気機関車に故障がなければ、全席指定席にて実施中です。
別途、指定券をお買い求め願います。
距離が長くはないため、短時間でSL旅情を楽しめると、好評でして、2往復・3往復されるお客様もいらっしゃいます。
ただし、予算不足につきターンテーブルなどの設備が現状としては無いため、田名駅からの折り返しには、最後尾のディーゼル機関車が先頭車両となって、淵野辺方面に引いて戻ります。
ホームの長さの関係で、SLの客車は1両のみと、とても短い編成になっていますが、これは日本で唯一の誇りでもあります。

また、整備期間中でなければ、淵野辺駅にてかつて貨物用に使用していた待避線にて、SL機関車を展示しており、有料で運転台へ入ることも可能となっております。
なお、SL機関庫もなく、常時整備できる状態でもないため、SLの蒸気機関は、実はディーゼルエンジンに換装されており、蒸気は別途作り出したものを排出し、蒸気音は速度に応じてスピーカーより流すと言う最新5.1サラウンド・システムを導入致しております。
このように、石炭を使用していないため、環境にも考慮した最新タイプになっており、黒煙による被害もありません。
将来的には、銀河鉄道999さまにも負けないシステムを開発する経過もあります。
ちなみにねSL指定券+乗車券は、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスのみでの販売となっており、コンビニでも購入可能です。(繰り返しますが仮想です)


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中古でおフルのディーゼル車両の点検・整備にしても、試運転できる線路まで余裕がありません。
そのため、試運転に関しましては、近隣のレンタル線路(レンタル・レイアウト)まで出向いて、運転させて頂くこともございます。

このような仮想現実を少しでも実現するため、相模鉄道のNゲージでは「野外」「屋外」での鉄道模型運転をコンセプトとしている次第です。

念のため、ここでも記載しておきますが、首都圏の大手鉄道会社の「相鉄」(相模鉄道)さんと、当方の仮想の相模原鉄道模型クラブは、字は似ていますが、関係はありませんので、改めてご確認申し上げます。
あと、相模原を拠点として、Nゲージをみんなで走らせるクラブも計画致しておりますので、よければ、下記よりご覧頂けますと幸いです。

青空の屋外にてNゲージ鉄道敷設計画プロローグ【屋上鉄道・相模原鉄道模型クラブ】
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