デジカメを新調しました。


カメラで撮ったままレタッチなしの 1/144 HGUC MS06S
 

ここ数年の間で手持ちのスマホ(エクスペリアXZ/AQUOS SERIE)を使って撮影した模型の写真はレタッチ素材としてこのブログでまだまだ扱うのだけど、前回のカプールの撮影時に、エクスペリアXZのカメラでは能力不足を感じたので(模型を撮るのには能力が足りないというだけで、風景や普段使いではかなりよいカメラだと思っている。)新規撮影用にデジカメを新調してみた。前回のPowerShotから実に10年以上。素直にミラーレス一眼でも買おうかと思ったが、いい機会なので、いろいろ考えたり基礎から写真を勉強し直した結果、自分が作りたい絵を再現するために適した素材写真を撮るには、接写能力が高くてピントが綺麗に合う写真が取れるカメラが必要だ、という事になり、最強の接写能力を持つと言われる OLYMPUS Tough TG-5 というコンデジを買った。これが大当たりだ。


OLYMPUS Tough TG-5
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上のザクの写真はTG5の深度合成モードという、被写界深度をずらして連続撮影した複数のショットから隅々までピントを合わせた写真を自動合成してくれるというのようなモードで撮影した。撮った写真は Adobe Lightroom Classic CC に取り込み、ホワイトバランスとコントラストだけ調整して現像している。(サイズ調整はフォトショップで行なっている。)ちゃんと撮影環境を整えたといえ、自分の腕前以上の写真が撮れて大満足だ。なお、模型も (レタッチで手を加えていないのに) 実物よりずっとかっこよく撮られている。恥ずかしくて実物は見せられないくらいである。これで無改造の HGUC ですよ。

 


撮影環境はこんな感じだ。小物撮影用のフォトラというお気楽ライトと、三脚、TG5、TG5を遠隔コントロールするiPadMini。(Androidスマホでも遠隔操作可能だが、画面が大きい方がいいので。)

このザクの写真は他にも撮影したので、そのうちベタに宇宙空間にいる感じにレタッチ合成してみようと思う。
 


ホビージャパンエクストラ
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さて、模型の写真の撮り方を特集している珍しい本がホビージャパンから出ていたので買ってみたんだが、カメラの購入前の考察をするのにかなり役にたった。(紙面ですすめているのはニコンとかキヤノンのカメラとシグマのマクロレンズだったりするんだけど。)あと、複数枚の写真を合わせて1枚の写真にするようなレタッチは模型誌でもやっているようなので、そういう面でも参考になった。そして誌面では、スケールアヴィエーション誌の写真について触れられているのだけど(それってライバル雑誌なのでは。。?)、この写真がかなりリアルですごい。飛行機が本物にしか見えない。屋外撮影しているのがいい感じになっている要素なようなので、そのうち真似してやってみようと思う。モデルグラフィックス誌はもう何年も定期購読しているのだが、スケールアヴィエーション誌についてはノーチェックだった。これも買ってみなければ。

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