みなさんはお怪我はなかったでしょうか。
おうちの中がかなり大変なことになった方もいらっしゃると思います。
亡くなった方たちの報道を見て、本当に心が痛くなりました。
自然の力の前では人間はちっぽけすぎて、どうすることもできないのか。
天災のたびに、無力感に襲われます。
阪神大震災のときは、マンションの部屋はまるでシェイクされたようになって、完全にぐちゃぐちゃになりました。
あのときはたくさんの方がお亡くなりになったし、今と違って携帯電話も普及していなかったから、安否確認も全くできなくて不安だったし、インフラもなかなか復旧しなかったし、今回とは全然被害の規模は違います。
でも、ある日突然、自分が当たり前と思っている世界が急にひっくり返るのだ、ということを知らされるということにおいては、同じです。
人生において、天災以外にもこのことを思い知らされる機会は何度もあります。
自分の努力ではどうしようもないことが、なにも悪いことをしたわけではないのに災難がふりかかることが、あるのです。
でも、私たちはこれからも生きて行かなけりゃならない。
怯えて暮らすのではなく、明日もきっと素敵な一日だと信じて、気楽に生きていかなくちゃならない。
昨日は、電車が止まっていたし、余震の危険もあったし、エレベーターが動かないのでお越しいただくのが大変ということもあって、急遽休診にしました。
でも今日から通常通りです。
さすがに今日は予約が少ないですが、今朝からお越しくださる患者さんがいらっしゃることで、私たちも通常の生活に戻ることができるのです。
通常に戻れることが、なによりありがたいことだと思います。
まだガスや水道が止まったままの地域があるので、一刻も早い復旧をお祈りしています。
歩いたり、自転車に乗って出勤できるスタッフは、昨日の混乱の中でも出てきてくれて、仕事をしてくれました。
それもとてもありがたかった。
顧問弁護士の先生は京都から大阪に出勤する途中で電車が止まり、大阪地裁で裁判があるから(うちのことじゃないですよ)、なにがなんでも行かなくちゃいけないと、歩いて大阪を目指したそうです。
昨日はたくさんの人が、そうやって歩いている映像がテレビで映っていましたね。
このまま、もっと大きい揺れがきませんように。
注意はしていますし、対策もとっていますが、どうぞ、このまま終息しますように。
みんなの世界が守られますように。
我が家はこんな感じでした。
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