海外在住者・駐在員が日本の陸マイラー活動を並行するメリット
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
このブログでは折に触れてアメリカのクレジットカード作成に伴うサインアップボーナスや、クリアのためのTIPSをご紹介していますが、今日はアメリカではなく、日本のポイ活のお話。
海外赴任すると、あるいは海外に在住していると日本のポイ活は出来ないとお考えの方も多いと思いますが、実態は少し違います。
もちろん、日本にどの程度の生活基盤が残っているかや、日本への帰国予定の有無などによっても活動内容は大きく異なってくると思いますので、そのあたりの事情を今日のエントリでまとめてみたいと思います。
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海外居住中に日本のポイ活を行うメリット
まず、海外居住中に日本のポイ活を行うメリットを考えてみたいと思います。
端的には、以下の3つのメリットが挙げられると思います。
日本のポイ活のメリット
・アメリカのクレヒスに影響を与えずにマイルを獲得するチャンス
・直接ANA(ないしJAL)のマイルを貯めることが可能
・日本帰国後にシームレスに日本のマイラーになれる
その1:アメリカのクレヒスに影響を与えずにマイルを獲得するチャンス
まず一つ目がこれです。
日本で例えばクレジットカードを発行したとして、日本のヒストリーはアメリカのクレヒスには一切影響を与えません。
当たり前と言えば当たり前ですが、これは大事な点で、アメリカでクレジットカードを作成する場合、一度カードを解説すると次の解説まで90日超間隔を開けることが勧められますから、その間は必然的にマイルが貯まりません。これが、もしうまく日本でもクレジットカードを作成することが出来れば、貯まるポイントは更に増えますよね。
日本 X アメリカで飛躍的にマイルを獲得することが出来るようになると思います。
もっとも、下でも記述しますが、日本のカードを発行する場合、日本での住所があり、日本の免許証等の提示と、本人による受け取りが原則となります。
そのため、ご本人が受け取れないようなケースでむやみにカード発行を申請して受け取りができなかった場合、いたずらに日本のクレヒスにキズを残すだめにも陥りかねませんので、気を付けて活動を行う必要があります。
私の場合、駐在期間が決まっており、帰国後は日本に居住することが前提でしたので一時帰国に合わせてカードを発行しましたが、海外に長く暮らしている方の場合には状況によっては日本のポイ活は諦めた方が良いという方もいらっしゃると思います。
私が一時帰国に合わせた日本のポイ活で4万マイル超を獲得した話は以下のエントリにまとめてありますので、ご興味のある方はご覧ください。
駐在員が日本一時帰国の際に合計4万マイル超相当のポイントを獲得した話
その2:直接ANA(ないしJAL)のマイルを貯めることが可能
2つ目がこれです。
アメリカで陸マイラーとして活を行う場合、貯めるマイルはデルタやアメリカン、ユナイテッドなど、マイルプログラムがちりじりになることが想定されます。
他社のマイレージプログラムであっても、アメリカに居住されていてアメリカの旅行に使う、あるいは提携航空会社のマイレージとして日本に帰国後に利用することも可能ですが、日本への一時帰国のため、あるいは帰国後の旅行のためにもANA(やJAL)のマイルも貯めておきたいもの。そんなときに、例えば日本のポイ活で貯めたANA(JAL)のマイルがあれば、アメリカで貯めたデルタやアメリカンのマイルとは分けて別々に有効的に使っていくことができると思います。
大事なのは、1点目と重なりますが、ポイントの複線化を図ること。
アメリカに居住しているというメリットを最大限活かして、アメリカの魅力的なサインアップボーナスを得つつも、日本のポイ活をサイドビジネス的に行うこと、これだと思います。
その3:日本帰国後にシームレスに日本のマイラーになれる
3つ目がこれです。
このブログをご覧いただいている方の中には、私を含め駐在で海外に赴任されている方も多数いらっしゃることと思います。
駐在員としての立場を考えた場合、日本への帰国というのは一大イベント。日本に帰ってからももちろんマイルはゲットしてきたいものですよね。
日本の帰国を考えた場合、アメリカでもできるポイ活を行って、日本帰国後にANA(JAL)のマイルが貯まっている、あるいは移行できる状態にしておけば、その後の活動がブランクなく、スムーズになること請け合いです。
これから海外赴任されるという方へ
これから海外赴任されるという方へ。
日本のポイ活をどのように続けるかの問題はさておき、まずは、『ソラチカカード』を作成しましょう。
ソラチカカードがなければ各種ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換することは出来ません。
日本のクレジットカードの作成には日本の住所があることが前提になりますから、日本に居住しているうちにソラチカカードを作成しておくのがベストです。
既に海外居住されているという方へ
すでに海外に居住されているという方は、少し事情が変わります。
まず、長期間海外に居住されていて、日本に一切生活基盤がない(免許証、銀行口座、マイナンバーなどの金融口座開設のために必要な書面・口座がなく、ご家族も残っていない)ようなケースの場合、日本のポイ活を行うのは難しいと言わざるを得ません。
一時的な駐在赴任のために、日本の免許証・銀行口座が残っていて、住所に誰かしら郵便物を受け取ることのできる家族(奥様やご両親など)が残っているという方でしたら、オンラインで申請後、家族の方に受け取ってもらうことも可能かもしれません。もしくは、一時帰国をする際などに合わせて申請をするというのも一案でしょう。(もっとも、日本のクレジットカードは日本に住所があることが前提ですので、手違いがあっても自己責任ということにはなりますが)
なお、日本のクレジットカード作成の場合、カードによっては本人限定郵便で届くものもあるため気を付けてください。本人限定郵便の場合、身分証を提示して本人が受け取る必要がありますから、たとえご家族が免許証上の住所に居住されていたとしても受け取りは出来ません。
駐在員の場合で、日本への居住が見通せる場合でしたら、帰国後にソラチカカードを作ることを見越した上で、ポイントサイトの有効期限も睨みながら日本のポイ活を先行して開始してしまうことをおすすめします。
その際気を付けたいのは、ポイントサイトによって有効期限があるということ。
特に延長制度のないECナビなどは、日本帰国が見通せないうちは利用しない方が良いと思います。
参考記事です。
日本の各ポイントサイトの有効期限と、延長有無については以下のエントリにまとめました。
日本のポイントサイトの有効期限まとめ&海外在住でもできるポイ活
こちらは上でもご紹介した、私が一時帰国中に日本のポイ活で大量4万マイル超を貯めた話。アメリカ駐在員でも日本のポイ活が出来るということを実践してみましたので、ご興味のある方は参考にされてください。
駐在員が日本一時帰国の際に合計4万マイル超相当のポイントを獲得した話
こちらは2017年の私の陸マイラー活動の総集編。昨年は年の途中でアメリカに移住しましたが、実質半年程度の活動で約12万マイルを貯めることが出来ました。同じように海外に移住される方がいらっしゃれば参考にして頂ければ幸いです。
2017年年末のマイル獲得残高と昨年の陸マイラー活動を振り返る
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