今日がセビリア最終日。今日も晴れ間が広がっています。あー雨のロンドンにもバンクーバーにも帰りたくねぇー、という気持ちが強くなりますが、いえいえ、今は晴れのセビリアに集中しましょう。マインドフルネスです 笑
 
 
さて今朝はまず民泊アパートの掃除から始めました。朝の11時に退去しなきゃいけないのに、起きたのは10時半。大急ぎでシャワーを浴びて、ゴミを片付け、ベットのシーツを畳み、スーツケースを荷造りし、ギリギリセーフで11時ちょうどにアパートを出たのでした。すでに汗だくです。おまけに今日は20度くらいまで気温も上がるみたいで、嬉しいけど夜飛行機にのる頃には汗臭くなりそうだ・・・隣の席の人ゴメン。
 
 
外に出るとすでに陽はサンサンと降り注ぎ暑いくらいです。空も限りなく青く気持ちいい〜!スキップしたい気持ちを抑えて最初に向かったのは闘牛場。スペインでは闘牛が国民的スポーツとして人気があり、その歴史も18世紀に遡るとのこと。闘牛というスポーツ(?)には賛否両論あるものの、闘牛場に立って観客席を見回せば、人間と牛が命をかけて戦う姿に人々が興奮する姿を想像する事は難しくありません。でもこの土の上で何人と何匹が命を落としたのかと思うと、なんだかな〜と思ってしまいます。
 
 
闘牛をみた後は、市場で昼ごはん。闘牛場でのモヤモヤした気持ちを解消するためにビーフステーキを注文・・・というのはやめて、魚を注文しました。この市場には魚屋さんが沢山入っていてどの魚も新鮮そうだったからです。本日のおススメ「黒鯛の塩焼き」を選んでみました。これが想像以上に美味!ご飯と味噌汁が付いてたら完璧だったのに、と思ってしまうくらい、ご飯と食べたい黒鯛の塩焼き。次回来るときはMyご飯持参します!
 
 
 
お腹がいっぱいになったので食後の散歩に川べりを歩こうと思ったのですが、こんなにいい天気なので河原で日向ぼっこしました。でも気がついたらぐっすりお昼寝してました(笑)。それにしても、こんなに日光を浴びたのは何ヶ月ぶりでしょう!ビタミンDとセロトニンとメラトニンとエンドロフィンと・・・とにかく気分が高まる全ての快楽物質が脳内に駆けめぐるような感じです。まさにバンクーバーで流行の季節性うつとは無縁のセビリアの冬(でも気候は春)。スペイン人が陽気なのもこの明るく穏やかな気候のせいに違いありません!私、本当に、気候と性格って密着に関係すると思います。だって私、スペインに来て以来、珍しく楽しい気持ちがずっと続いているんですよ!(それって仕事サボって休暇中だからだろ!?)
 
 
 
河原でのお昼寝を2時間くらい楽しんだ後、地元ではマッシュルーム(キノコ)と呼ばれるMetropol Parasol 博物館へ行きました。この博物館の建物はキノコと言われるのに相応しく、本当にキノコみたいな斬新なデザインをしています。そして↓の写真のように、屋根の上を歩けるように出来てるんです。ここから旧市街が360度一望できます。ここでもまた素晴らしい青空と明るい陽射しを楽しむことができました。
 
 
 
そして私いま空港でロンドン行きのフライトを待っています。今日、セルビア最後の日を締めくくる言葉、それは「太陽の光」。私にとって今日一番の出来事は河原での日向ぼっこ&お昼寝でした。それは太陽の光を浴びることの大切さを改めて身をもって感じたからです。気分が落ち込んだ時は、どんな心理療法よりも日の当たる場所でのバケーションに勝るものは無いのです!と私が言い切ってしまうのは、それは私が冬の冷たく暗いバンクーバーの雨を知ってるからなのでした・・・なんて、ドラマチックすぎですね(笑)。でも、ストレスから離れ、穏やかな気候の地でゆっくりと過ごすことは、心と体に充分な労りを与えることが出来るのです。これは絶対間違い無い!!!と強調したい。というわけで、私はこれからも冬にはじゃんじゃんバケーションを取らせてもらいますよ、えへへ。
 
 
さあ私のバケーションも残りわずかとなりました。ロンドンで2日過ごした後、バンクーバーに戻ります。どうか明日と明後日、ロンドンが晴れますように。。。
 
 
PS 久しぶりの日光浴で顔が真っ赤に焼けました 笑