Habari yako?
調子はどう?



週中になりましたね。
今週末はJICAの公務でダルエスサラームに移動するので、ある程度の仕事を片付けなければいけません。



ところで日本では理学療法士の仕事って医師の処方が出て、初めて患者診療ができるのですが、ここタンザニアはちょっと事情が違ったりします。

まず、ここでは理学療法士もドクターと呼ばれます。

医師と同様にレントゲン、採血の指示、薬の処方ができるのです。



こちらの病院ではある程度分業化は進んでいますが、地方の病院では医者が診断をつけられない場合に理学療法士を頼ってきたりします。



そういう理由で、月に一度ほど製薬会社の営業の方たちは理学療法室にも回ってくるわけです。


彼は毎月営業に回ってきます。
今回もすごい熱弁です。 
彼はタイに本部がある製薬会社の社員です。
このGOFENという薬品は鎮痛解熱剤です。
いわゆるイブに使われているイブプロフェンを一つのカプセルに400mg含有している製品。




ちなみに日本のイブにはこの成分は2錠あたり150mgです。



結構強烈ですよね!


以前、モシで活動していた隊員が誤って足にやけどをして、冷やした水から痛みで足を出せない状態だったときにこれを飲んだら全く痛くなくなったと言っていました。


私はまだ怖くて試したことはありません。w






そして、今回のアピールはこのDUOCETZ
パラセタモール(アセトアミノフェン)とドラマドールが含有されています。


アセトアミノフェンが比較的早く作用し、その後持続的にドラマドールが作用するという製品です。


日本ではトラムセットという商品名で医療機関で処方されます。


トラムセットは私が日本で働いて病院では人工関節置換術の術後の疼痛コントロールに使用されていました。


トラマドールはかなり強めな鎮痛薬で癌の鎮痛薬としても使用されたりするお薬です。


必ず胃薬と一緒に飲みましょう。




営業後はいつも製品名の入ったボールペンをくれます。

今回はDuocetz



タンザニアではみんな「ペン貸して〜」
と言って貸したら最後。

ほぼ戻ってこないと思った方がいいです。



みんなのものは自分のものなのです。



タンザニアに来てペンが何本行方不明になったか知りませんw



と言う訳で彼のくれるペンを大変重宝するのでした。



Usiku mwema!