Habari za mchana? 
こんにちは


またまた筆不精が発揮されてしまい、ブログの時間を空けてしまいました^^;

今日は久しぶりに書いてみようと思います。





タンザニアに来て1番困ったこと。

それは公共料金の支払い方です。

ガス、水道、電気。

日本では当たり前に使えるこれらがタンザニアでは色々ややこしい…


最初モシに赴任した時はこれでひと騒動あったので、今回はこれについて書いてみようと思います。



電気編
日本では引っ越しの際に電力会社に連絡をいれ、入居日から使えるようにしておいて貰えれば、ブレーカを入れるだけで使えるようになるのが一般的かと思います。
料金も毎月使用した分を後日請求され、口座なりコンビニ支払いもできます。


さて、ここはタンザニア。
赴任した日の夕方に自宅に入れられたのですが、アフリカで1人で過ごす初めての夜。
しかも、隣は空き家で周りは鬱蒼とした木に囲われた敷地内。
しずか、静かすぎる。。。。
日も暮れて電気をつけようとしたがつかない!!!


こわい!怖すぎる!

半泣きで病院の敷地のガードマン(この時間に病院関係者は彼らしかいなかった)に助けを求める。


ガード「いや、停電はしてないと思う」

私「じゃあ、なんでつかないんだよー(泣)」

ガード「LUKUいくら入れたんだ?」

私「LUKUってなぁに?笑」


そう、タンザニアの電気は前払い制(プリペイド式)なのです。


この特殊な仕組みについて説明しましょう。


タンザニアの電気が通っている家庭にはこのようなメーターが設置されています。
私の家の場合は屋内のコンセントに挿して使用するメーターが設置されていますが、屋外に設置されているパターンもあります。



まずはメーター番号を確認しましょう。

この写真では中央のバーコードの部分に書かれた11桁の数字です。


これを控えて町中の商店へ。



まずはこのLUKUと書かれたお店を探します。
比較的どこでもすぐ見つかるはずです。

そこに行くと電気を買うために必要な番号を購入することができます。


私はこのとき20,000tsh(1000円)ほど購入しました。
そうするとこのレシートがもらえます。
中央よりややしたの1番大きな文字で書かれた20桁の数字を先程の自宅のメーターに入力すると電気が使用できるようになります。


このLUKUが切れると再び電気が使えなくなるので、切らさないように注意です。

(うちのメーターの場合はLukuを切らすとメーターに単3電池を4つ入れないとLukuを追加することができないので面倒。Lukuが残っているうちにLukuを追加すると電池はいりません。)





ガス
停電の多いタンザニア。
自宅にも電気クッカーはあったのですが、停電ばかりなので、夜ご飯が作れないこともしばしば。
なので、ガスクッカーを購入しました。
ところが、ガスの配管はないので自ら売店等でガスボンベを購入しなくてはなりません。


大体大きめの売店ではこういう感じで無造作にガスを売ってます。
タンザニアでは天然ガスが採れるため、ガス自体は比較的安く購入できるので、電気を使用するよりも経済的です。



私は現在電気クッカーの上にガスクッカーを乗っけて使用するという感じで使用しています。
前回購入したときはこの14kgボンベで48,000tsh(2,400円)です。ちなみに一人暮らしの1日朝、晩の2食作る程度なら半年ほど持ちます。




水道編
実は水道代は病院持ちなので支払ったことはありません。
モシ市の水はタンザニア人も綺麗というほどの水質。
沸かして飲むことも水道水を料理に使うこともできます。
飲料水を購入する必要はありません。



というのがタンザニアの公共料金です。



日本と勝手が違うので最初は戸惑いましたが、慣れるとなんてことはないです。



タンザニアに住む方の参考になれば幸いです。


Mchana mwema.
良い午後を