がんと戦うか、
がんを愛するか、
がんを敵とみなし
「やっつけてやる！」
と戦うのか、
がんは元は自分の細胞。
敵視するより
「いい子いい子」と
なだめおとなしくさせるのか。
乳がん告知後、私は２週間くらい
タメ息ばかりついていた。
（その様子はこちら☆）
その後状況を受け入れてから、
どちらの気持ちの方が
私は頑張れるのかと考えた。
「いてまえ～
」
と燃えた方がわかりやすいが、
私の場合100％ソルジャーに
なれそうもない。
かといって、
「よしよし、ガンも私の一部
」
と寛大な心で悟ることも
できそうにない。
また、
「ガンがだんだん小さくなる
イメージを持つ」
といいらしいのだが、
漠然としたイメージは
脳内で映像がボヤける。
そうか
具体的ならイメージしやすいかも
と思い私が考えたのは、
「今はつっぱりで不良少年だけど、
更生してまじめ青年になる」
というイメージをガンに持つことにした。
金髪リーゼントが、
茶髪ミディアムになり、
黒髪ショートへ。
長ラン＆ドカンが、
革ジャンorロッカー系になり、
ポロシャツ＆チノパンへ
こんな感じ
↓
それぞれ名前をつけてみた。
シンスケ
エナリ
シンスケからエナリになるイメージの途中、
茶髪ミディアム＆革ジャンorロッカー系
をイメージしたとき頭に浮かんだのは、
DAIGO
チャラそうだけど、実は誠実で、
育ちも頭も良い
うんうんイイ
このイメージが気に入り、
このままでいいかも、と、
チラとよぎる。
いかんいかん
エナリを目指し直す。
＊それぞれの個人名は、あくまでも
「イメージ」ということでご理解を＊
私は視覚的
に考えたが、
聴覚的
にとらえた方もいる。
ジャズピアニストの国府弘子さんは、
ご自身が乳がんに罹患され、
ご主人（音楽家）の提案で、
「がん」を「ぽん」に変えてと呼ぶ
ことにしたそうだ。
「乳ぽん」
何だかかわいい
お二人とも音楽家だけに、
音からくるイメージに敏感でいらっしゃる故
気づかれたのかもしれない。
闘病の仕方も人それぞれ
乳がんの種類も人それぞれ
治療法も人それぞれ
なのだな～、と
私の乳がん闘病歴を項目に分けると６つ。
これまでブログでは１つ目の
「告知、術前抗がん剤治療」
までを投稿。
これから２つ目の左乳房全摘出手術＆
転移したリンパ節郭清のことを。
さて、
術前抗がん剤治療で
私のぽんサンは、どうなったか
これだけ頑張ったんだから、
きっと黒髪ショートの好青年に
そして、
その青年のポロシャツは、
ズボンにきっちりINされているハズ。
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