この話の続きです。

 

期限内に勝手にされた契約を解除できたと安心していたら、新年早々スマホで通話できなくなっていたことに気がつきました。急いで契約解除の確認書に書かれている電話番号にかけると、今度はドイツ人が対応してくれたけれど

 

「あなたの電話番号、解約されていますよ。」

 

というお返事が。何度も

 

「解約したのは間違った契約だけで電話番号を消してくれとは頼んでいないです!」

 

と言っても相手は

 

「何があったのかわかりませんが、私にはどうにもできないです。」

 

を繰り返すだけ。また通話するためには新しい電話番号と契約が必要だと言われて、さすがにキレて何度か正式にクレームをつけたいのでどこにすればいいか聞くと、やっと別担当の電話番号を教えてもらいました。

 

 

別担当に電話しても相手はまた

 

「私の担当じゃありません。この電話番号にかけてください。」

 

だけでたらい回し。もちろん謝罪の言葉は一切ありません。会社を代表して謝るという考え方がないので、電話に出た相手が間違いを犯したとなれば謝ってくれることはあるけれど、きちんと対応してくれるかも難しい。

 

 

結局、最初に外国人しか出なかった電話番号に戻されてしまい、いくらかけても自動音声が流れて待たされるだけだったので、もう嫌になって切りました。それから疲れてしまって横になって、目が覚めたら

 

「弁護士を使って高くて時間がかかるより、いくらか損をするけれど新しい電話番号、新しい会社と契約しよう。」

 

と決心がついていました。

 

 

20年近く使ってきた携帯番号だったけれど、絶対に知っておいて欲しい人たちは固定電話の番号ももっているし、電話番号関係なしに使えるチャットアプリでも連絡できると気がついて決心しました。ちょうど1年前にリハビリクリニックから帰ってきたことを思い出し、そこで教えてもらったことでいつも心に置いている

 

昨日までの人生は終わり。今日からは新しい人生。

今、自分にとって楽しいこと、いいことを探しましょう。

 

という言葉に従って過去に使っていた番号ともお別れ。こう思わないと、体の変化で生活が変わっていくことに耐えられない。過去ばかり振り返っても、回復できない体の支障が起こってしまう可能性が高いMSと一緒に生きるのに、こういう考え方もあるのですね。

 

 

実は2日に今年最初のエルゴセラピー(作業療法)があって、気になっていた握力をチェックしてもらいました。医師もセラピストも日本ほどいろいろと細かく検査してくれないので、気がついたことは自分から申し出てしてもらわないとだめなんです。その結果、少しショックを受けたというか納得したというか左手の握力は15kgになっていました。右手も標準より下回っていました。去年から徐々に将来に向けて手や指のサポートになるものを揃え始めていたので、幸か不幸かそれがもう役立っています。下の写真、新しいスマホもその一つ。

 

 

厚めのしっかりしたシリコンカバーに別売りのゴムを貼り付けて、落とすのを少しでも防げるようにしました。(指の代わりにボールペンをさしてみました) 表面のガラス割れを避けるために、やはり厚めのフィルターも貼りました。このスマホをお店で手に取った時には十分持てると思ったのに、今や重くて...ぐすん

 

 

そんなこんなで、新年、最初の1週間は気持ちのアップダウンが激しくてぼーっとしていました。すごく疲れやすくてセラピーも休みがち。秋からずっと太陽がほとんど拝めないひどい天気が続いていますから、それも原因ですが。明日からはまた、いつものペースでこなせますように。

 

 

 

 

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