気力がわきません。。。


外はとても良い天気なのに。


2年前の今日も、地震から明けてとても良い天気でした。


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前震では倒れなかった家具も、家中の引き戸も全部外れて、ガラスは割れ、クローゼットの引き戸も外れて中の衣装ケースの引き出しなども飛び出て。




。。。。

前震の後、三人人が来てくれてやっと家具もまた元どおりに立てたりして片付けて、、

やっと明日からまた生活できるかなと思いながら眠りについた直後

ドーン!と衝撃が来てからだが浮き上がり、四つん這いでも転げてしまうくらいの揺れの中で、すぐ横の母のベッドにどうにかたどり着いて母に覆い被さるのが精一杯でした。

お母さんお母さんお母さん!!

叫びながら、目を上げると、リビングとの間の建具が外れてリビングやキッチンの家具が、倒れ、折れ、割れ、皿が飛び出る光景

90センチ水槽も、前震では割れずに水が飛び出ただけだったのが割れてしまい。

映画のような、スローモーションのような

揺れが収まり、自分の布団を振り返ると、本棚にしていたカラーボックスが倒れて砕けていました。

枕元に置いていたメガネもどこにあるのかわからないし、

避難用に、持ち出し袋と靴をすぐ近くにおいていたのに

手が震えて靴紐が結べず

外からは、「津波がくるぞ〜〜!」と叫ぶ声が

頭に浮かぶのは東北のあの津波のシーン

お母さんを連れて逃げないと!!


運良く、旦那は前震の翌朝、避難入院させてもらっていたので、母と二人


どこをどうして車までたどり着いたかわからない状態で、持ち出し袋をしょって、母を連れて

高台に逃げたいのに、近くの橋も通れず、道も陥没して、真っ暗闇で

やっと幹線道路に出ても高台への道が渋滞


本当に津波が来ていたら、完全に流されていました。


高台のグラウンドも地割れがして、人がいる安心感はあったけど母は逃げる途中に腰を打って(結局背骨を骨折していた)痛がるし、エマージェンシーブランケットは一枚しかなくて母に巻いて、私は寒くて、、、

前震の夜も、近所はみんな避難していなくなったあと、寝たきり二人を避難できずに家が倒れたら一緒に潰れて死ぬしかないと覚悟したけど

本当に夜が長かった。。。

朝方、救急車を呼べて、母をかかりつけの大学病院へ連れていけたけど

国道3号線さえも、道が波打っていて、母が車酔いして嘔吐する有様。

熊本はもうダメかもしれない。。。と思いながら窓から眺めていたのがつい昨日のことのよう。。。



あれから2年経ち、家はどうにか建っているけど、補修にかかった費用はトータルで500万ほど。(リフォームもしたので)

地震保険にも入ってなかったし。。。

地震がなければこんなに出費もなかったのに。。


今日食べるものの確保さえも難しいところから良くここまで回復したなぁ




でも



2年前は母がいて、、、



今日は、母がいない。。。。。。









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