朝7時頃が今日の最低気温だった。
見事に寒いじゃないか。でも明日から来週の半ばまではもっと寒くなるらしい。ドイツも氷河期に突入するのか?という感じ。
今朝は予定通り5時に乗務開始。土曜日早朝、しかも12時間勤務なので良い収益が望めるだけに気合が入ってた。しかし先週と同じく無線は全然静かだし、街に人がいない(いや、この時間は普通はいないのだけど)。
それでも売春宿のお迎え無線をキャッチした。それがまぁ、あんた歩いてくださいよって感じの超短距離だった。チップをはずんでくれたので嬉しかったけどね。
ディスコ帰りの兄ちゃん3人組も無線で拾った。1人は何と車椅子だった。「予約した時に車椅子って言うのを忘れちゃったんだけど、大丈夫?」と。んなもん、任せてよ。わたしゃ昼間の老人と病人を専門にやってる運転手だからね。車椅子をトランクに入れるのはちょっと大変だけど、他の2人の兄ちゃんが手伝ってくれたので、いつもよりも楽。ってことで、難なく3人を送ることができた。
その後はインフルエンザとノロを併発、さらに肺炎になったので入院していた透析患者が退院し、いつも通り透析に行くというので家まで迎えに行った。それが地の果てのド田舎で、そこで7時に今日の最低気温を記録したってわけ。
その後ようやく朝ごはんをガソリンスタンドで購入。おいしいサンドイッチとカプチーノ。食べながら着け場に移動してかなり待ったところで、オランダ人のおっさんと父親らしい2人組みを乗せた。
車をレッカー移動されたので、まず出頭しなきゃいけないとのことで、警察まで。
そこで次に車を取りに行く時に分からなかったら電話してね、と名刺をわたしたら、5分後にすぐお迎え要請電話が来た。まず銀行に行ってお金を下ろし罰金とレッカー代を払わなきゃいけない、と。彼らは大家族でオーストリアにスキー休暇に行く予定で、途中の1泊としてこの街を選んだそう。だから車も2台。
合計で600Euroも払って、その後かなり遠くの駐車場まで連れて行った。本当に気の毒になったが、怪我をしたり事故をしたわけじゃないから、それほど問題じゃないです、引き続き休暇を楽しんでくださいと慰めた。
比較的流れがいいはずの着け場に行ったが、なんとそこで1時間以上も待たされた。
透析患者を家に送る時間が迫っているところで、無線をキャッチ。そういう時間がない時に限ってお決まりの中距離が出てしまった。
次に急がなきゃいけないので、10時半までしか入れない歩行者天国に11時過ぎに突入。近道だからね。
で、もちろんそういう時に限って、警察がいるのです。当然、止められました。
この時間は許可なく入っちゃだめです、しかも時速10km/h以下で走るように、ATならアクセルペダルは必要ありませんと1分説教を受け、無罪放免された。ありがたい。はい、次からちゃんんと許可を取ってから歩行者天国に入ります。
その後も暇との戦いだったが、何とか眠くもならずに17時ちょい前までがんばった。
12時間弱で236Euroの運収は全くダメだ。
日が長くなったので、18時ごろにこんな夕焼けだった。明日はお休み。
みなさま、良い日曜をお過ごしください!