金魚妻

願い通り、朔子への嫉妬心を燃え上がらせ、セックスすることに成功する保ヶ辺。

味をしめた保ヶ辺は後日、またマンションへ津多を呼び出すのだった。

保ヶ辺の要求はどんどんエスカレートし、津多と朔子も言われるがままにどんどんタガが外れて行ってしまう。

言われるがままにしている行為とはいえ、美人で性格も良い朔子に津多はどんどん惹かれて行ってしまうのだった。

そんなある日、会社を休んだ津多を朔子が1人で訪問して来る。

衝動を抑えきれない2人は、ついに保ヶ辺のいないところで行為に及んでしまうのだった。

感想

まず、保ヶ辺（ほかべ）って・・・。

『弁当妻』っていうタイトルの登場人物だけに、ホカ弁てこと

と、最初からちょっと笑えました〜。

このまんがは短編集で、色々な家庭の事情から不倫へと流れて行く女性達を描いているわけですが、この『弁当妻』は中でも異色で印象に残りました。

かなりアダルト要素の濃い作品達なのですが、ストーリーも、細かな人間の心の変化もとても上手く描かれていて、『アダルトだけ』ではない、読みごたえのある素敵な作品でした〜。

特に女性の結婚してからの悩みや気持ちがすっごくリアルで、名前からは分かりませんが、女性の作家さんなのかな？と感じる、アダルティなのにどこかマイルドな感じのする、女性でも受け入れやすい作品でした。

女性達も本当に美人に、セクシーに描かれているので読んでいて楽しいです。

（1番可愛くて好きだったのは『見舞妻』のたかひろママ）

電子書籍はこちら