岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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THE MONKEES/Daydream Believer

2018年03月22日 | ロック

お待たせしました。

今日は、「ロック」で

ザ・モンキーズの
「小鳥と蜂とモンキーズ」
THE  BIRDS,THE BEES & THE MONKEES

の曲で
「Daydream Believer」
の「冒頭の会話」を少し解説し、アルバム写真など懐かしいものを紹介します。

1968年のアルバム。

「デイドリーム」は今でもNHKなんかでも流れています。名曲!

 

日本盤の見開きジャケット

コーティング処理

帯付

ポートレート付

歌詞対訳付

ジャケット左上に
「ビクター・マーク(カラー)」 

 

値段が1750円安い! 

 

 

 ジャケット裏

このアルバムは、「モンキーズのホワイト・アルバム」と言われていた。
そのためか?「メンバーのポートレート4枚」が付いている。

当時、予約すると「大型ポスター」がもらえた。

 

 ジャケット内側 左

曲の説明が書いてある。

 

 

 上記は、日本盤の曲順。
「デイドリーム」は、B面1曲目です。
日本のレコード会社が考える曲順の方が、ヒット曲を「B面1曲目」にもってくる方が良いと思う。

シングル・カット曲
・「すてきなバレリ」(MONO)
・「デイドリーム」(MONO)

 

下記は、アメリカ盤の曲順。

「デイドリーム」がA面5曲目になっている。
「すてきなバレリ」もB面5曲目になってしまっている。

  1. DREAM WORLD / 夢の世界
  2. AUNTIE'S MUNICIPAL COURT / アンティーズ・ミュニシパル・コート
  3. WE WERE MADE FOR EACH OTHER / 気の合う2人
  4. TAPIOCA TUNDRA / タピオカ・ツンドラ
  5. DAYDREAM BLIEVER / デイドリーム
  6. WRITTING WRONGS / ライティング・ロングス
  7. I'LL BE BACK UP ON MY FEET / 元気にスタート
  8. THE POSTER / ポスター
  9. P.O. BOX 9847 / 私書箱9847
  10. MAGNOLIA SIMMS / マグノリア・シムス
  11. VALLERI / すてきなバレリ
  12. ZOR AND ZAM / ゾルとサム

 

ピーター・トーク (ベース、キーボード)

 

デイビー・ジョーンズ (ヴォーカル)

2012年2月29日 死亡 享年66歳

 

ミッキー・ドレンツ (ドラムス)

 

マイク・ネスミス(ギター)

 

ジャケット内側 右

歌詞(対訳付) 

 

 「デイドリーム」の曲が始まる前に
「デイビー・ジョーンズ」と他のメンバー達との会話が入っているが、ついこの前まで、意味が分っていなかった。

有る時テレビでヒット曲を紹介する番組があり、その時に流れる曲に日本語の訳詩がでていました。

「デイドリーム」の時、「会話」から流れます。それが訳されているではないですか!
何十年ぶりに意味が分って感動しました!

 

Daydream Believer

 

7A

訳(セブンA)

 

What  number  is  this , Chip ?

デイビー:これ何テイク目、チップ?)--------(「チップ」という方が録音担当でいたみたい)

 

Seve-en  A  ! !

(セブンA!!)

 

OK,  know  what  I  mean  like  don’t  get  excited , man ,

デイビー:(OK、みんな そんなに怒らないでよ!)

 It’s ’cause  I’m  Shot ,I  khow,

(それは、僕が小さいからだろ、知ってるよ~)

 

これだけのことですが、意味が分ったのでスッキリした感じ。
なぜ?セブンAなのでしょうかね。
TAKE 7ではないのですね?
判る方、教えてください!

 

 重量盤

 

内袋に「ベルマーク」がある。 

 

 「HIGH-FIDELITY」となっている。

 

VICTORのマーク」がなかなか良い。 

 

 「LIVING  STEREO」になっている。

クラシックのみではないですね。

 

 「Super  RECORD」とは?

 

「アメリカのマスター」を日本の横浜にあるビクターの会社???
のようなことかな。

 

 

 このレコードのカッティングは、「細かい白っぽい溝」で他ではあまり見ないです。

 

 これは、たぶん「明治チョコレート」の応募でもらった本です。

ビートルズでは、「ライオン歯磨き」というところかな。

 

 

 本の裏。

 

 中には、「メンバーのプロフィール」や映画「ヘッド」の写真などがある。
(ヘッドというサントラ盤の映画アルバムがある)

その中に珍しい写真で「チョコレートは明治」の「はっぴ」を着ているものがある。
来日の時の写真。

 

 これは、当時の「ファンクラブ用のピン・バッチ(箱付)」です。
価値があるかな?

今でも大切に持っています。

モンキーズはイギリスのビートルズに対抗して作られたアメリカのバンドです。
テレビで毎週ドラマがあったので、ビートルズより人気が有ったかもしれません。
私は、ビートルズより好きでした。
ビートルズは、子供には曲が難しかったかもしれません。

モンキ-ズの曲、演奏は、プロ(ヴェンチャーズのギターなど)がやっていたので音楽が良かったのでしょう。
本人達は嫌だったみたいです。

彼らのアルバムの中では「スター・コレクター」と「小鳥と蜂とモンキーズ」が1番の名盤であります。

活躍は、5年ぐらいでした。

でも、今でもアメリカでは活躍しています。

日本では、ビートルズのように本が出てないので、なかなか彼らのことが判り難いです。残念!
人気はあるんですけどね。

 

では、また。

 

 



3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
デイドリーム・ビリーヴァー (鈴木祥)
2020-06-07 18:04:36
はじめまして。
デイドリーム・ビリーヴァーの冒頭での
やり取りですが"7A"というのは「テイク7に対する追加録音、ヴァージョンA」という意味です。現在のところ、レコーディングの模様が聴けるわけではないのですが、レコーディングデータを調べると「テイク7のカラオケ部分に歌入れテイクA」ということで良いようです。カラオケ部分は1967年6月14日、ピーターのピアノ、マイクのギターが含まれています。他のパートは全てプロによるバックアップです。8月9日にオーケストラのパートを収録、9月にシングル用のミキシングが行われます。ヴォーカルを入れたのがいつなのかは資料が紛失しているようです。レーベルの下部にある表記は「アメリカのRCAから提供された原盤を元に日本ビクターが製造しました。」という業務連絡に近い表記ですね。スーパーレコードとはこの頃のビクターが製造していた「ホコリが付きにくいレコード」の事ですね。
モンキーズ (岐阜の音楽館)
2020-06-08 12:46:28
鈴木様コメントありがとうございます。1年も前のブログでしたので少しビックリしました。ビートルズと違い、モンキーズの資料本がなく寂しく今も思っています。かなり細かいことをご存じなので関心しましたし、モンキーズのことに興味がある方に接することが出来うれしく思いました。このレコードは今でも聴いています。モンキーズのレコードがリマスターでもっと良くなってほしい気持ちは有ります。特に初期のころの録音が硬く感じます。オリジナル盤はどうなんでしょうね?
レコードの音質 (鈴木祥)
2020-12-12 03:47:55
モンキーズの60年代オリジナルの日本盤はどれも音が固いですね。米オリジナル盤は保存状態さえ良ければ、日本盤に比べてリッチな音質です。CDの3枚組スーパー・デラックス・エディションなどで、大量のアウトテイクや別ミックスがリリースされているので、これまでとは違ったモンキーズに出会えるのは嬉しいですね。またアナログ盤もリマスターの重量盤などで再発が進んでいます。モンキーズは、やはりアナログ盤で聞きたいですね。

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