私がキッズスマホにはiPhoneをおすすめしない理由~フィルタリング機能の違い~
日本は、世界でも最もiPhoneが普及している国として有名なのですが、世界ではAndroidのシェアが7割なのに対し、日本ではiPhoneのシェアが7割近く、全く真逆となっています。
そうなるとやはり子どもたちもiPhoneを持ちたがるんですよね。親も自分が昔使っていたiPhoneに格安SIMを入れれば、かなりコストも抑える事が出来るので、キッズスマホにiPhoneを使いたいと思う方も多いと思います。
ですが、実はiPhoneとAndroidではフィルタリングアプリを入れた時に使える機能に差があることを知っていますか?
今回は私がキッズスマホに格安SIMをいれて利用する場合におすすめするフィルタリングアプリの「i-フィルター」の機能で比較していきたいと思います。
iPhoneだとアプリをフィルタリングできない?!フィルタリング機能徹底比較
i-フィルターは前回の記事でも紹介したのですが、フィルタリングを導入している家庭のうち約95%で利用されていて、多くの教育機関や塾などでも採用されていて、もっともおすすめのアプリと言えます。
i-フィルターの機能はiPhone用と、Android用があり、機能にも多少差があります。
基本的なフィルタリングの機能に関してはどちらも問題なく搭載されているのですが、いくつかの違いがある機能を一覧にしてみました。
|
iPhone用 |
Android用 |
---|---|---|
リモート機能 |
〇 |
〇 |
利用時間制限 |
専用ブラウザーのみ |
端末ロック/専用ブラウザ |
位置情報確認 |
× |
〇 |
発着信履歴確認 |
× |
〇 |
SNS書き込みブロック |
〇 |
× |
アプリ制御機能 |
× |
〇 |
アプリ警告機能 |
× |
〇 |
見てもらうとわかるように、iPhone用には位置情報や発信履歴確認の機能が付いていません。
それともう一つアプリを制御する機能が付いていなく、逆にAndroidには1月からアプリの警告機能がさらに加わっているのです。
こうみると、かなり付いていてほしい機能がiPhone用には付いていないのがわかると思います。
しかしこの機能が付いていないのにはiOSの仕様のせいであって、実はこれらの機能はiPhone自体にコントロールするための機能が付いていると言うこともあるので、自分で設定すればある程度はカバーできるようになってはいます。
まとめ
i-フィルターのiPhone用とAndroid用では実は機能に違いがあることがわかっていただけたと思います。
iPhone用の場合は親御さん自ら、iPhoneの設定画面でしっかり設定しないと、キッズスマホとして利用するには少々危険があるのではないかと思います。
Androidの場合は、この「i-フィルター」を入れさえすれば、ほぼ完璧にフィルタリングできるので安心です。唯一SNSの書き込みブロック機能だけはiPhone用には付いていますが、Android 用には付いていないだけになります。
これらのことを考えると私は格安スマホを購入してキッズスマホにする場合は、Androidの方がおすすめだと思います。