私も以前、巫女舞をさせて頂いていたことがあります。
御守りなどを授与する巫女さんとは別に、
舞を専門として、神社を回らせて頂きました。
“私が一番 わたしらしい“
と感じられる瞬間でもありました。
……。
…………。
………………。
ですが、どこか物足りないと感じている自分もありました。
それは何かと言うと……
『本来、巫女舞をすることによって神様からのメッセージを受け取ったり、一体化を乞うために舞うものだ』
という感覚が残っているのに、
今はそのような要素が薄れていると感じたからです。
その事を思っていると、
神様:『やらなくてもいいじゃない。愛葵ちゃんは舞わなくても聞こえるんだから』
と笑いながら、仰られました。
『そうですね』
……。
…………。
………………。
古き時代では、舞にはそのような役割があったけれど、今は時代も違う。
なので、私は形式ではなく、心で神仏とお付き合いさせていただこうと思いました。
今でもやはり神社にお参りすると、
巫女舞の音楽が頭の中に流れてきます。
でもそれは、現代では存在しない(聴いたことのない)調べ。
きっと過去生の巫女が、神様と繋がるべく舞っていたであろう“証し“として、私の中で大切にしている音色です。
今日も読んで下さって、ありがとうございます。
たくさんの方に見てもらいたいと思い、ランキングに参加しています。
よければ、ぽちっと応援お願い致します!