【二人目不妊】断乳した後、妊娠前のように生理前に胸が張らなくなったのはなぜ?
私は、二人目の妊活を考えて断乳し、生理が再開しましたが、一人目を妊娠する前のように生理前に胸が張らなくなってしまいました。
『二人目不妊』について調べていくうちに、『生理前の胸の張りがないと、無排卵になり、妊娠しにくくなる』という噂を聞きました。クリニックでこのまま治療(タイミング法ですが)を続けていいものか不安になりました。
そして、二人目の出産を経た今、その原因を振り返ってみようと思います。
なぜ、生理の前に胸が張るのか?
生理前に起こる胸の張りの原因は、アイツでした。『女性ホルモン』のしわざだそうです。
高温期の基礎体温維持に必要なのは、黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれる女性ホルモンなのですが、その黄体さんが生理前になると乳腺を刺激するんです。
黄体さんは、生理の3~4日前くらいから生理開始日までの間、乳腺に水を溜め込み、胸をパンパンにします。これが張りの原因です。
そして、生理終了までに水がどんどんなくなっていき、自然と胸の張りも消えていきます。
しかし、黄体さんのお役目は、この生理前の胸パンパンだけじゃないんですね。
妊活をされている方はご存じの方も多いと思いますが、卵ちゃんの着床に必要なフカフカなベッド(厚くて柔らかい子宮内膜)を作るお役目もあります。
つまり、黄体ホルモンがしっかり分泌されていると、生理前に張りやすく、妊娠しやすいということになります。
なぜ、断乳後に生理前の胸の張りが減ったのか?
では、どうして産後、生理の前の胸の張りがなくなったのか。
私の場合、断乳した直後は胸の張りがありました。しかし、助産師さんにおっぱいマッサージである桶谷式の手わざを施してもらったらすぐに張りは消えました。まぁ、これは残った母乳の張りですよね。そして、約二週間後に生理が再開しました。
それからというもの、生理になったと気づくのはいつもお手洗いに入った時。ショーツを脱いだ時に、付着した経血を見て気付くのです(汗)
妊娠前だったら、「胸も張ってきたし、そろそろアレがくる頃だなぁ」と、胸の張りを目安にしていたのですが(もちろん基礎体温も測っていますが)。もしかして、排卵障害が原因で胸が張らず、それが二人目不妊の原因になっているのかも?!と不安に襲われたんですね。
調べてみたら、こんな記事を見掛けました。
卒乳や断乳後は、自然に母乳が生産されなくなり、ホルモンバランスが大きく変わります。
授乳中に出ていたプロラクチンとういう母乳生成ホルモンには、排卵を抑制する作用があるので、おっぱい卒業を機に、産後の生理が再開するママも多いようです。
生理再開後も、妊娠出産という劇的なホルモン変化を経ているため、排卵機能が妊娠前とまったく同じとは限りません。育児疲れも重なるとホルモンバランスが崩れ、生理不順になることも。授乳を終えたばかりのママは無理せず、体調管理を心掛けてくださいね。
https://www.sukusuku.com/contents/17593
つまり、生理前に胸が張らないのは「断乳後、育児疲れか何らかのストレスを受け、黄体さんがまだ本調子ではなかったのが原因なのでは?」と思っています。身体の中のことなので、正解かどうか確認できませんが。
妊娠すると黄体さんは爆発的に増えるらしいんですね。でも胎盤が完成してお腹の赤ちゃんの環境が整ったら、黄体さんは大役を果たし終えたので、徐々に分泌が減っていき、基礎体温も下がっていきます。
そのあと妊娠中~産後は、母乳を出すホルモン(プロラクチン)が分泌されるのですが、そのプロラクさんが黄体さんの分泌を抑えちゃう。
プロラクさんが「今、赤ちゃんにおっぱいあげるために血液をいっぱい使っているから、ふかふかベッド作っている余裕はないぞ‼」という感じでしょうか。
それで、まぁ赤ちゃんもだいたい生後半年くらいしたら、離乳食を始めますよね?そこで生理が再開される方も多いかもしれませんが、断乳したら遅くても1~2ヶ月以内には生理がきますよね。
しかし、生理中、言ってみれば黄体さんはまだ半眠り状態でベッド作りを再開しているってことですよね。だから、乳腺の刺激まで気が回らないのも納得です。
私が生理前の胸の張りを取り戻すためにした対処法
黄体さんが正常に分泌されていると確認する方法は、高温期が14日前後しっかりあることです。ちなみに私は断乳後の一周期目で9日しかありませんでした。
高温期がしっかりあれば、黄体さんの分泌量は良い感じ!着床を助ける上質なベッド作りを開始していると思います。
しかし、産後うつや育児ストレスだったり、夜間授乳や食事の時間がバラバラで不規則な生活を送ったりしていると、自律神経を乱れで、黄体さんの分泌が安定しないんですね。(それだけでなく、ピルや甲状腺機能低下等による高プロラクチン血症も黄体機能不全を起こすのも一因だそうですが。)
つまり、黄体さんが妊娠前のように良いベッドを作ったりバストアップしてくれたりするには、そんな生活習慣を改めなければならないんですよね。
私がした対処法は、不規則な生活もそうですが、とにかくストレスを溜め込みやすい性格なので、月に2~3回、熱中できる趣味(映画鑑賞と読書)をしてストレスを発散させるようにしました。
しかし、ストレスや食生活改善だけでは+2日しか伸びず、まだまだ高温期が短くて悩んでいたところ・・・不妊治療で授かったママ友が「これ良いよ」と言って飲んでいたマカのサプリを試してみることにしました。
すると、11日だった高温期が、翌周期から13日、翌々周期には14日に伸びていました。生理当日には少ーしだけ胸がピリピリしましたが、妊娠前のように張るほどではありませんでした。しかし、マカサプリを飲み始めて3ヶ月後、やっと妊娠することができたため、生理前に胸が張っていなくても問題ないことがわかりました。
【まとめ】生理前に胸が張らなくても妊娠する。
私が二人目不妊だったときは、辛くてリセットのたびに泣いていました。
生理前の胸の張りを感じず排卵しているか毎回心配しましたが、それでも妊娠できたため、三人目の妊活している今では胸の張りは深く気にしないようにしています。
黄体機能不全と呼ばれる黄体ホルモンの分泌が足りない人の特徴は、高温期が短いことです(10日以下)。私の場合、マカを飲み続けたら高温期が伸びたので、よかったら試してみてください。