2018年03月27日
花粉症。日本人になぜ多いのか?そこには歴史的な事実が関係していた!
こんばんは。
毎年、ある時期がくると勘違いしてしまうんですよね。
それはだいたい今の時期。春の訪れを感じるこの季節。
「今年はとうとう花粉症になってしまった!」?って。
普段くしゃみなんて滅多にしない私が、頻繁にしだすもんだから、自分で勝手に思いこんでしまう。
そして、すでに花粉症で苦しんでいる人からは、「先週からひどく花粉が飛び出したから、それは間違いない花粉症だよ」って!
それを真に受けた私は、とうとう「花粉症になってしまった!」と信じこんでしまうんです。
しかし、毎回そんな症状も少しの間だけ。
結局、花粉症ではなかった。少なくとも花粉症と診断される程のアレルギーを発症したわけではない。
って、そんなこと、あなたにも経験ありませんか?
思い当たる方も多いかもしれませんね。
もしかしたら、軽度の花粉症であったのかもしれませんね。
所で、花粉症で悩んでいる人って、やたら多いと感じた事ありませんか?
日本人特有の「国民病」と言っても過言ではないのではないかと思いますね。
そこで、調べて見た所、
花粉症で悩まされる最大の理由は
「スギ花粉」であると言うことが分かりました。
☟ こいつ!
どうも、これには、昔から大切に植林し管理されてきた「スギの木」と「この国の経済的な背景」が強く関係しているようです。
日本人にとって、スギは古くは弥生時代から水田用の矢板として利用されていて、次第に人々の需要が高まり、室町時代から、盛んに植林されるようになりました。
木材の中では比較的軽量で加工しやすく、また香り豊かでその木目がとても美しいことから、われわれ日本人は好んで利用してきました。
第二次世界大戦中には、軍需目的で大量に伐採されましたが、敗戦を迎え、その後の復興を目的に全国で大量に植林されて以来、現在では、日本の山林のおよそ12%、448万ヘクタールがスギの人工林で占められています。
スギの需要と供給のバランスに大きな変化が現れたのが、1964年の貿易自由化の時で、価格の安い海外産の木材が利用されはじめたのがきっかけとなり、9割あった木材の自給率は7割以上を輸入木材が占めるようになってしまいました。
このため、スギの持つ経済的価値が減少してしまったため、間伐などの手入れがなされなくなり、次第にスギの木は大量の「花粉」を撒き散らす存在へと変わっていきました。
その結果、深刻になったのが「花粉症」と言うことです。
自然を怒らせたのか?
本来無害であるはずのスギ花粉がアレルギー症状を引き起こしてしまうのは、花粉にふくまれている「アレルゲン」と呼ばれるたんぱく質に原因があり、このアレルゲンが一定量を超えて鼻などの粘膜に付着浸透すると、ウィルスなどから身を守るために体内に備わっている免疫細胞が、くしゃみや涙で体外に押し出そうとするのが「花粉症」ということです。
体が許容できる範囲以上にスギ花粉が飛散しているということなんでしょうね。
また、排ガスなどの大気汚染かわ花粉症を悪化させたり、本来は、自然の摂理に従い土に帰るはずの花粉が、その帰る場所をも奪う程開発された現代の生活環境においては、消えることなく大気中に漂っていることから、今では国民の4分の1、およそ2500万人にまで患者が急増しているようです。
ただ、こうした状況を国や関係機関も当然把握しており、さまざまな対策を実施しているようです。
具体的には、スギの計画的な伐採やほかの樹木への植え替えが進められており、うまくいけば2050年ごろから花粉の飛散量は減少し、100年後には花粉症と言う病気はなくなっているということです。
まぁ、これはまだ先の話なので、現代に生きる私たちは花粉症対策に重点を置かないといけませんね。
今度は、花粉症に良く聞く対策などを調べてお知らせしたいと思います。
では。
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花粉症に悩んでいる方は結構大変そうです。
私の回りには沢山いますよ。
今日は、「花粉が多い」とか飛散している量も分かるみたいですね。
こう言った現代病は早く無くするべきだと思います。
私が子供の頃、花粉症という言葉が無かった気がします。
今日本人の4人に1人が花粉症なんですね。
私の知人にも花粉症の人が居ますが、かなり辛そうです(´;ω;`)ウゥゥ
私は幸いにも花粉症ではないので、現状を維持したいです。