多くの日本人は、日本で生まれ日本で生きて日本人として祖国の山河、海、町、人を愛し守り日本で死んで逝く。
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造るな持つな馬鹿野郎・・②

 

昨日の続き・・・

 

A君とは卒業するまで遊んでました。

モデルガンブームで僕らも火がついた~。今のようなBB弾じゃなくて、ダイキャスト製の重い奴です。見た目は本物に見えるんですが、金色に塗装されて超ダサイ。

銃口から火が出るのが、カッコイイのです(笑)小遣いを貯めては買いましたね。

70年代は「太陽にほえろ」とか「西部警察」とか「ワイルド 7」などが流行ってましたよ。

 

A君の家に入り浸って遊んでました。

彼の家は飲食店を経営してて、彼の部屋に行くには、変な渡り廊下を通って行くのです。

今思えば笑えるのですが、当時は秘密基地に行く感じがして好きでしたね。

A君と僕は、お気に入りのモデルガンを部屋で「パンパンパン」って遊んでました。

時々縁日で見かける赤い紙の火薬を挟んで遊んでました。

 

隣の雀荘やパチンコ屋が賑やかなので、音は目立ちませんでしたね。

僕たちは、火の出る迫力が足りないって事で・・・。

 

紙に付いてる火薬を取り除き分解し、集めて火薬の量を増やす事を思いつきます。

今までしてた軽いパンと言う音が重く響く「バン」に変わり・・・。

 

そうか?・・・だったら?

 

マジ中坊は怖いですね(笑)

またまた製造に目覚めた僕たちは、ダイキャスト製のモデルガンの銃口に穴を開ける事を思いつきます。色々工具も用意して、モデルガンの改造をはじめたのです。

 

当時、モデルガンショツプで時々ですが、古い本物の薬莢が売られてました(今じゃ有り得ないし、信じられません)。米軍基地が近かったせいもあるかもしれません。

 

先程の本物の薬莢に火薬をたくさん詰めて、玉は何かを加工したと思います。

玉は二発しか出来なかった。結構大変な作業でした。

 

そして、ついに造ってしまったのでした。

 

今考えると、かなりヤバい中学生ですよね!!

当人たちは、人に向ける何て事よりも、造る事を楽しんでいましたね。

 

やっとの思いで出来上がったモデルガン(改造銃)で、ポーズを決めたり等々。

本当に子供だったなぁ~と思います。。

 

試して打ちをする事になり、的になる少年雑誌の別冊本を三冊重ねた物を、幾つか部屋の隅に置きました。A君とジャンケンして勝利。僕が試してみる事になりました。

正直言って怖かったです。新聞で「改造銃が爆発して大怪我」とかを読んでたので・・・。

 

ドバーン!!

 

物凄い轟音が響いて銃口から煙が出ています。

玉は的にした別冊本の三冊手前で止まってました。

完全に殺傷能力アリですよね・・・本当に怖い。

 

この音で、下の方の飲食店からA君のお母さんが、慌てて飛んで来るのが分かりました。

A君と僕は、とにかく必死で改造銃を隠しました。

ロケット花火を造っていたと噓を付き、その場をやり過ごしました。

今で言う隠蔽工作を必死でしましたっけ(笑)

 

A君のお母さんから、「下らないモンばかり造って馬鹿野郎!!工具は没収!!

本気で大目玉(ゲンコツ)を喰らって、正座して少しションボリしましたね。

 

二人とも冷静に考えて話し合いましたよ。

これが学校にバレたら退学になるし、親に迷惑を掛けてしまうから、折角造ったけど、次は改造銃が爆発したらとんでもない事になる。

 

ぜんぶ棄てよう!!

 

結局二人で海と川に、玉と銃を棄てる事に・・・。

 

この続きは明日・・・

 

拙い記事を最後まで読んで頂きまして、本当に心から感謝いたします。

 

 

 


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