『碁の本質』白石勇一七段 著
昨年、縄文人は白石先生の五反田の教室に指導碁を受けに行きました
その内容は・・・
石の強弱が地を取るより重要でありプロはそれを考えて打っている!
そのためには・・・
〇自分の石をしっかり守る。
①閉じ込められないよう頭を出す
②弱い石をつなげる
③根拠を確保する
④ゆとりを持たせる
〇相手の石を攻める
①閉じ込める
②分断する
③根拠を奪う
④迫る
4つの基本により石の強弱を考えながら打つことが大切!
並行して「詰碁の力」、「読みの力」を鍛える必要がある!
再三出てきたのが「盤面全体を見る!」→弱い石を発見する!
この著書はすでに6回読みましたが
実戦でうまくできるのか?・・・
本の内容が理解できても身体が素直に動くかどうかは別物ですし
実戦では4つの基本が複合していたりもします
まずは一朝一夕にはできない奥の深い原理だと思いだしました
まあすぐにできるなら縄文人もとんとん拍子に進歩するはずですが
そうもいかず3歩進んで2歩下がる・・・
いや4,5歩後退することが多々あります(*_*;
例えばですが・・・
~根拠を作る~では
活きているのかの判断ができず無駄に手を入れてしまったり
あげくは殺されたりと詰碁の力が不足していてはうまくいきません
また
~相手の石を閉じ込める~では
すでに2眼ある活きている石を無駄に閉じ込めにいってしまったり・・・
それを閉じ込めても何の意味もないのに
石の強弱は基本ですが
練習により
少しずつ実戦での感覚と精度を上げていく努力しかないようです
囲碁の上達に近道はないようです
厳しぃ~~~~