今日は、月に2回の通院日でした。
筆者は、拒食症(摂食障害)治療のため、月に2回、心療内科に通っています。
今までいろいろな病院に行きましたが、最終的に一番最初に通院した先生の所に戻ってきました。
ここでは、入院体重を設定して、その体重を切ったら入院しないといけないというルールをもうけ、患者にプレッシャーをかけて、体重を徐々に戻していくという手法がとられています。
今回は、そんな筆者の通院記録をご紹介します。
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1.摂食障害には、効果的な治療法がない
摂食障害の治療法には、「これ」と言った有効な方法がないのだと思っています。
さまざまな医師が、さまざまなアプローチを行い、何とか患者の命を失わせずに治療を続けているのが現状ではないでしょうか?
しかし、有効な治療法がないので、拒食症に苦しんでいる方は、どこの病院に行っても治らずだんだんと希望を失い、病院不信になってしまうことも多いと思います。
筆者もいろいろと病院に行きましたが、たいてい、さほど役には立ちませんでした。
先生と話をしてもご飯が食べられるようになるわけではありませんし、薬を飲んで良くなる病気でもありません。
結局「自分で何とかするしかない」と思ってしまうのです。
そして、私にはこの20年の摂食障害の経験があり、その辺の医師よりも、自分の方が病気に詳しいと確信しています。また、自分のこともかなり客観的に分析しています。
しかし、それでも、わかっていても治らないのがこの病気の難しいところです。
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2.入院体重法は、筆者に合っていると思う
今、筆者が通っている病院では、「入院体重法」という手法を実践しています。
この方法では、医師と相談して「入院体重」を設定し、次回の通院日にその体重を切ったら入院するという約束をします。拒食症の患者は、たいてい入院に強い拒否感を持っているので、このように「入院」のプレッシャーをかけることにより、体重を減らさないようにして、徐々に増やしていくことができるというものです。
この方法は、今の筆者には合っていると思います。
今、私は「体重を増やさないといけない」と思っているからです。
一人では体重を増やすのが嫌で仕方ありませんが、入院体重が設定されているから仕方がない、と自分を説得する道具に使えます。
ただ、10年前の筆者なら、この方法は合わなかったと思います。「なぜ、そんなことに従わないといけないのか?」と反感を持ってしまったと思うからです。通院を辞めてしまったかも知れません。
結局、病院選びもタイミングなのだなぁ、と思います。
今、筆者は自分にあったタイミングで、自分に合った病院と巡り会うことができたということでしょう。ただし、それでもなかなか治らないのが、この病気の辛いところです。
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3.脳腫瘍が心配
このように、筆者は慢性的な拒食症で苦しんでいるのですが、最近は脳腫瘍のせいで複視が酷く、非常に生活しにくくなっています。腫瘍のせいで、左の眼球の動きが麻痺しているので、物が二重に見えるのです。
普通に道を歩いていてもすべてが2つに見えるので、とても気持ち悪くて危険です。
車に乗っていてもまともに前を見られませんし、気分が悪くなります。
いったいどうしてこんなことばかり起こるのか?
今の一番の希望は、健康に生活することです。
人生は、試練が多いと感じます。
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