7.16.2018

7/16/2018

冬のケアンズは文化とアートの季節!

6月は色々イベントごとをすっ飛ばしましたけどね…

早いものでもう7月も半ば。学生たちはSchool Holidayも終わり、今日からまた学校が始まるね。

観光業を辞めてからというもの、今まであえて気にするようにしてたことを気にしなくなったというのもあり、以前に比べて季節的な変化やイベントごとにちょっと疎くなったような気がするよ。

7月といえばもうサトウキビは収穫が始まっちゃってるし、サーカスもアイアンマンも終わって、ケアンズ・ショーがすぐそこで、来月にはケアンズ・フェスティバルが控えている。

あ、ペルセウス座流星群も忘れちゃいけないね。

こないだキュランダの友人宅のベランダから外を眺めてたときに、(街灯も何もないとこに家があるから)久しぶりに’満天の星空’を見上げて、星座の位置を見て、「うわーこんな時間にもうアレがこんなところまで昇ってきてる!」と季節の経過を実感したり。

今の季節は1年で最も星空の観察に最適な季節。

なんたって天の川銀河の中心部分が高いところまで昇ってくるからね!

もしケアンズ旅行の計画を立ててるなら、新月前後を狙ってくるのがオススメ。

星を見るならね!月明かりがない方がいいからね!

先週末はイベントが満載過ぎて分身したかった

さてスクール・ホリデー最後の週末だったということもあり、先週末はケアンズ周辺で様々なイベントがそれはもう盛りだくさんだった。

むしろ盛りだくさんすぎてイベントがカブってるから、ミウラがあと3人ぐらい欲しいなとか思ったほど。

まあでもどうせそんな全部のイベントに参加してるほどリッチじゃないけどね?!

そんな訳で結局は気になってたCIAF(入場無料)をちょろっと見に行って、流れで隣のHemingway'sにビールを(おごりで)飲みに行って、土曜の夜はカジノのBar 36でやってたPrinceのトリビュート・コンサート(無料)を見に行った。

CIAF (Cairns Indigenous Art Fair)

夕方でも暖かくていい天気だった。
こちらの記事で紹介した、アボリジナルやトレス海峡アイランダーたちの文化やアート作品などを展示するイベント、ケアンズ・インディジナス・アート・フェア。

ミウラが行ったのは初日の金曜日で、平日ということもあり混雑というほどではなかったが、それでもたくさん人がいた。

屋外に設置されたステージでは、バンドによる演奏が行われている最中で、ステージ前は観客が集まっていたが、イベントの性質もあってか、8割がインディジナスと思われる人たちだったかな。

写真だと逆光なのもあってちょっと分かりづらいけどね。

クイーンズランド各地のインディジナス・アーティストの作品がずらり

演奏は最後まで見ずに、とりあえずメインであるアート・ギャラリーの方へ。

色んな地方のギャラリーや個人からの出店がパネルごとにまとめられて、パネルの前にはアーティストの情報やギャラリーのブローシャなどが置かれたテーブルがそれぞれ用意されていた。

みんな携帯とかカメラとか持って歩いてたけど、念の為近くにいたスタッフの人に写真を撮っていいか確認したところ、「特定の作品以外はおk。でもフラッシュはダメね」ってことだった。

色んなタイプのアート作品がずらりと並んでた。
ペインティングから造形まで、伝統的なモチーフや手法の作品もあれば、カラフルでモダンな作品もあって、いろいろと興味深かった。

因みに撮影禁止の対象になってたのは、伝統的な作りの住居?の様なもので、組んだ枝を蔓で固定してつくた骨組みに、ペーパー・バーク(Paper Bark Tree=ユーカリの親戚な植物)の樹皮をかぶせて作った感じのやつだった。

後ろのパネルには制作の様子や、ペーパー・バーク以外の植物(ヤシとか)を使って作られたものの写真も一緒に展示されていた。

あとは伝統的な網カゴも大小のものが吊るされてた。

ああいうチマチマした作業が好きなミウラはしゃがみ込んでマジマジ見てたので、周りの閲覧客からしたら「何だこのアジアンww」って感じだったに違いない。


一体制作にどんぐらいかかったんだろうって感じの壁一面の巨大ペインティングや、思わず一歩踏み出して顔を近づけたくなるような、非常に細かな線の繊細なものまで、ペインティングだけでも色々な個性が見られて面白かった。

亀の甲羅や貝殻、鳥の羽、木の枝、蔓、木の実や繊維など、自然のものを使ったアート作品がやっぱりいちばん興味を惹かれたかな。

今でこそこういったものは’アート作品’として作られることが圧倒的に多いけど、こういう「飾って鑑賞する目的」で作られる装飾品て西洋的というか、先進的な文化での考えであって、狩猟採集民族である彼らにとっては、元々は何かしらの使用用途とか意味とかがあったりするんだろうな、とか。

まあそんなこんなでじっくり鑑賞しながら歩いてたら、ちょっとじっくりゆっくり時間を取りすぎてしまったようで、いつの間にやら閉館時間に。

行こうと思ってたアートマーケットの方は結局入れずに終わってしまった。

Eat Meet Repeatとコラボした屋台コーナー。
ホントは土曜日にTanks Art Centreで開催されていたサテライト・イベントの1つである、ファション・パフォーマンスも(コネを駆使して)見に行く予定だったんだけど、こちらは残念ながら予定の変更によって見に行けず。

金曜日の公演を観に行った身内によると、$67払っても見る価値があるものだったとのこと。

ぐぬぬ。

アート・フェアの後は、会場となっていたクルーズ・ライナー・ターミナルに最近オープンしたHemingway's Breweryで、友人がビールを奢ってくれたんだけど、ヘミングウェイズについてはまた次回、改めて記事にしようと思うよ。





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