鳥撮り@大けやき&漁港の浜 18/05/15
2018年5月15日(火)
大けやきのフクロウの子どもが昨日初めて顔を出したとのことで、会いに行きました。
が、今日は残念ながら子どもはお出ましならず。親は少し顔を見せてくれました。
フクロウ 梟 Strix uralensis
ネットが張られているのは、何年か前にヒナが落ちてしまったからです。
大きな足で、顔をグルーミングしていました。
子どもが姿を見せてくれるのはもう数日内でしょうから、とても楽しみです。
大けやきでは、フクロウの子育てが終わると、東南アジア周辺から渡ってきたアオバズクが同じ巣を使って子育てします。
もうアオバズクが近くの枝に止まっていました。
まん丸の黄色い目玉と、トトロのようなお腹の模様が印象的です。
じっと見ていますね…
巣の順番待ちをするなんて、よっぽど居心地の良い巣なのでしょう。
滅多に見られないフクロウとアオバズク両方の子育てを間近に見せてもらえる大けやきのフトコロの深さに、畏敬の念を感じました。
夕方、シギチとの出会いを求めて、漁港の浜にも行ってみました。
キアシシギ 黄足鴫 Tringa brevipes
その名のとおり足が黄色いキアシシギは、2羽いました。
白い眉斑が目の後ろまでスッと入っていて、真っ白なお腹がさわやかです。
盛んにカニを捕食していました。
カニ丸飲みの表情がまた…
キョウジョシギ 京女鷸 Arenaria interpres
キョウジョシギは♂2羽、♀1羽の合計3羽いました。
頭が白いのが♂です。
距離5m位の近さでしたが、採餌に夢中でした。
羽一枚一枚がくっきり見えます。
嘴が砂だらけです。
気づかれた!
野鳥撮影していると、撮影させてもらっている個体と目が合うことがあります。
邪魔してごめんなさい。反省。
頭が茶色いのが♀です。♂と比べると、背中の茶色も抑え気味でシックです。
この模様が京女の着物に似ている、というのが名前の由来ですが…似ているかな…
シロチドリ 白千鳥 Charadrius alexandrinus
シロチドリが1羽だけいました。額が黒く、首のリングはつながりません。
嘴はやっぱり砂々です。
カワラバト 河原鳩 Columba livia
河口に、白いドバトがふくらんだ状態でじっとうずくまっていました。
どうしたのでしょうか。心配です。
ウミウ 海鵜 Phalacrocorax capillatus
最後は、ウミウお得意のこうもり傘ポーズ。羽を乾かしています。
嘴の黄色が丸くて「かわ」いい「カワ」ウに対して、ウミウは三角です。
🕊本日出会った鳥🕊 18種
ウミウ、コサギ、アオサギ、トビ、シロチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ、キジバト、アオバズク、フクロウ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハッカチョウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス