ドロップシッピングのサイト構築についてお話をしてきました。
注意点などについて、おわかりいただけたかと思います。
サイトの構築が済んだら次は商品選びとなります。
実際にはサイトの構築と商品選びはある程度同時に行なうのものですが、
今の時点では別々にお話し致します。
まず商品には、「売れる商品」と
「売れにくい商品」とがあるということを知っておいてください。
基本的にネットの世界で売れないものはないと言われていますが、
ドロップシッピングをやっていく上では、
「売れにくい商品」を時間をかけて売るよりも、
スムーズに「売れる商品」を選んで売る方が効率が良いと言えます。
また、はじめてオンラインショップを持つ嬉しさからか、
自分が「売りたいもの」を選んで運営してしまう傾向が強いのですが、
これも最初は止めておいた方が無難でしょう。
まずはとにかく「売れる商品」を選んでスタートしてください。
それでは、どのような商品が「売れる商品」なのか、
また「売れにくい商品」なのかを見ていくことにしましょう。

まずは「売れにくい商品」を知っておいてください。
以下にあげたものがそのジャンルに入りますので、よく覚えておいてください。
①コンビニ・スーパーなど近くの店ですぐに手に入るもの
②実際に手にとって見なければ実感がわかないもの
③無名なもの
などです。
一つ一つ見ていきますと、①は考えるまでもありません。
こういうものを送料をかけて買う人はあまりいません。
特に安いものなどは誰も買わないでしょう。
②は、例えばブランド品などが入ります。
高額で手にとってじっくりと見なければ安心して購入できないものです。
③は、誰も知りませんから売れませんよね。
こんなものは検索すらされないでしょうし、
また、販売ページに訪れたとしても見向きもされないでしょう。

では、次に「売れる商品」ですが、
①メディアに取り上げられている今が旬の商品
②近くでは買えないもの
③ネットでしか手に入らないもの
④大きくて重いもの
⑤店で買うのが恥ずかしいもの
一つ一つ見ていきましょう。
まず①は、言うまでもありません。
テレビでちょっと紹介された品々が飛ぶように売れたりしています。
逆に言うと、これらメディアで取れあげられるような商品の情報を、
いち早く知ることができれば、
ドロップシッピングでは大きくリードすることができるかもしれません。
ですので、常にアンテナを張って商売することが肝心だと言えます。
②と③は、わざわざ車に乗って市内中心部まで出かけていかないと手に入らないものや、
隣の市や隣の都道府県にまで行かなければ手に入らないもの、
さらにはネットでしか売っていないものなどです。
こういったものも狙い目です。
④は、家具や電化製品などあげられます。
⑤は、アダルト商品などが上げられます。
おおざっぱにお話するとこういったものが「売れる商品」と
「売れにくい商品」だと判断できます。
まずは「売れる商品」を選んでください。
これがドロップシッピングを成功させるための最も近い選択です。
ご自身で「売りたいもの」や「売れにくい商品」を選んでいたのでは、
中々うまくいかないでしょう。
そうしているうちに段々と嫌気がさしてやめてしまうという結果になってしまいます。
初心者が陥りやすい部分ですので、くれぐれも気をつけてください。