PPC広告はクリックされてアクションが起こらないというのが最悪のケースです。
こういった状態を防ぐ意味でも、まず抽象的なキーワードへの出稿を見直す必要があります。
この場合の良い方程式がありますので参考にしてください。
それは
「キーワード = 広告文 = ランディングページ」
です。
つまり、キーワードも広告文も、クリックして訪れたランディングページも
すべて関連性があってはじめて商品は売れるということです。

解りやすくする為に、ちょっと極端な例をあげてみましょう。
例えば、メロンパンを売っているショップを「メロンパン 通販」というキーワードで
「おいしいメロンパンはいかが?」というPPC 広告を出稿したとしましょう。
ネット上で「おいしいメロンパンを通販で買おう」と探して検索してきた人が、
その広告をクリックしました。
しかし、もしリンク先のページではジャムパンが売っているとしたらどうでしょう。
これは極端な例ですが、これでは当然ながら売れません。

また「ジャムパン 通販」というキーワード上で
「おいしいメロンパンはいかが?」という広告を出していても
これも売れませんよね。
× 「メロンパン 通販」=「おいしいメロンパンはいかが?」≠「ジャムパン」
× 「ジャムパン 通販」≠「おいしいメロンパンはいかが?」≠集客0
つまり、方程式をきちっと守り、お客様を誘導してくる必要があるということです。
しかも見込み客をです。
見込み客とは、あなたのサイトで商品を買ってくる可能性のきわめて高いお客様のことです。
それをキーワードと広告文とランディングページで
意図的に連れてくる必要があるのです。
逆に言えば、あなた自身の采配で意図して見込み客を誘導することが可能だと言えます。
そのためには、あいまいな抽象的なキーワードは不必要なのです。

洗顔石鹸に話を戻すと、ヒット商品に「葵石鹸」というのがあります。
お客様が「葵石鹸をネット通販で買おうかしら」と考え
「葵石鹸 通販」と検索をかけてきたとします。
すると「葵石鹸販売 送料無料」という広告を見つけ、
クリックしてショップに訪れてくれます。
リンク先のページでは、葵石鹸が品揃えも十分で販売されているとしたら、
コンバージョン(成約)は格段に上がるはずです。
「葵石鹸 通販」=「葵石鹸販売 送料無料」=「葵石鹸のランディングページ」
となります。
この方程式は重要ですから決して忘れないでください。

いけないのは「どんぶり勘定」というやつです。
的は外れていないが抽象的なキーワードで出稿し、
大量なアクセスがあるので、そのうち何個か売れるでしょう。
なんて甘い考えは捨て去ってください。
確実に見込み客を誘導してきて始めて売れるものです。
さて、ではどのようにしてキーワードを見つければよいのでしょうか?
それにはいくつかの方法がありますので、一つご紹介しておきます。

「Google キーワードツール」
https://adwords.google.com/select/KeywordToolExternal

こういったサイトを使って、旬のキーワードや
ご自身のサイトに良いと思われるキーワードを探し出してください。
またYahoo にもGoogle にも「キーワード入力補助」機能というものがあります。
検索の窓にキーワードを記すと、プルダウンする形で
下に実際に検索されているキーワードが出てきます。
これらも参考になりますので、しっかり見ていく必要があるでしょう。
ぜひ参考になさってくださいね。