人気ブログランキングのトップの方のタイトルを、モジりつつ、拝借してしまいました。
昨年4月の浜通り&中通り花見旅の翌月も、三連休作って福島に。安達太良山登山のリベンジ+奥会津エリアの湯めぐりが今般の命題です。
アクセスは、新幹線の遅い便にての郡山駅到着からレンタカー拝借後、沼尻スキー場の適当な処で車中泊。翌日の登山コースの序盤に、白濁した元湯の川が流れており、登頂よりもそっちにワクワクしておりました。
明け方4時から動き出し、自分以外誰も居なかった沼尻の駐車場から山道に入る。
先月だったらまだ雪道だった…筈(なので、5月に改めて来た)だが、歩き易い道で、40分ほどで分岐点に出くわし、眼下に待望の川が見えてきた!
アレかー 楽しみだぞぉ~
だが、やや損傷気味の木道を頼りに、何処が良い入水場所か、右往左往する。川幅がそれ程でもなく、手頃な深みになってそうな場所も見当たらないのだ。
上流方面は立ち入り禁止だと。
てな訳で、下流方向を歩いていくと良さげな岩陰が目に付いたー
あさ5時を回ったところ。いささか肌寒さはあったが、ここで入らなきゃ、一生後悔する事になる。気持ちが早っているので、登山の復路で寄る、という選択肢は考えてなかった。
そして、無人だったので気兼ねなく着衣ゼロの姿になり、この温泉川に入った。
白濁硫化水素泉の野湯体感、というのも超レアで、自分としても初めてだろうか。体温よりやや上のぬるさだったが、ある程度浸かっていたら、問題なく馴染んでいった。
引き湯先の沼尻・中ノ沢温泉街からして強酸性で定評あるが、ここは元湯なのだから、泉質は折り紙付きの保証付き…ですよね。
そんな中、自分だけの世界に浸って、ボーッと時を過ごす贅沢なひと時。しかもタダなんです、タダ。
川底を手で探ると泥パックの材料も十分貯蔵されていることがわかる。
強酸性のお楽しみは、レモン風味の飲泉。ちょっと手ですくっては、口に含んでお味を確かめていた。
ふと上流側に体を向けて、後ろに寝そべりながら顔を水面高さまで落として口を開けてみると…、手を使う面倒も省けて好きなだけゴクゴク。
たくさん飲むと内臓に響きそうですが、胃の中の酸とシンクロして、強靭な消化力が備わったりして。
入水は実質30分ほどでしたが、満悦至極そのもので、この場を引き上げることになりました。
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